昨日、届いたのは Paul Bleyの10CDセットと今井和雄のアルバム。今井和雄のアルバムの格好良さ、は後日。
Soul Noteは1980年代からのBlack Saintの姉妹?レーベル。Black Saintよりも、「主流派」っぽいアルバムが多数収録。Black Saintとともに、レコードを見かけたら価格次第で手にしている。当たるかどうか、別にして、ハズレはないと思う。
基本的に、レコードがあるアルバムはレコードで入手したいのだが、廉価なCDセットはありがたい。中古価格は5000円を切っていた。Remasteredのためか、音はすこぶる良い。古い録音のCDのイライラ、ガラス張りの温室のなかの音を聴くような、つまり距離感と勢いを削いだ音、は全く感じない。正解。
殆どのアルバムがソロを含め小編成の吹き込みであり、ブレイのピアノの美しさが楽しめる。ECMの硬質で残響過多な録音とは異なる、やや暖かくも透明度が高い録音は異なる魅力がある。ECMの統一的な音世界に飽いたら、これを聴くに限る、と思う。
今後のレコード猟盤のために整理。レコードがあるのは半分。どれも欲しいものだ。ゆっくり集めよう。
それと、このThe Complete Remastered Recordings On Black Saint & Soul Noteは、素晴らしいなあ。注目！（遅すぎるか）
Paul Bley: The Complete Remastered Recordings On Black Saint & Soul Note (2013)
CD 1 Sonor 録音: 1983 発売:1984 LPあり（保有）
CD 2 Tango Palace 録音: 1983 発売:1985 LPあり
CD 3 Hot 録音: 1985 発売:1986 LPあり
CD 4 Notes 録音: 1987 発売:1988 LPあり
CD 5 Mindset 録音: 1992 発売:1997 LPなし
CD 6 Live At Sweet Basil 録音: 1988 発売:1981 LPあり
CD 7 Memoirs 録音: 1990 発売:1992 LPなし
CD 8 Conversations With A Goose 録音: 1993 発売:1996 LPなし
CD 9 Chaos 録音: 1994 発売:1998 LPなし
最後の１枚はKeshavan Maslak名義
CD 10 Not To Be A Star 録音: 1992 発売:1992 LPなし
