K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Misha Mengelberg: Afijn(2005) 昨夜届いたDVD

この横井さんの記事を読んでから、観たかったヴィデオ: 何年か待ったが、やっと入手した。よく考えると、このDVDはPALの筈なんだけど、何故見えるんだろうか?(TV録画用のレコーダで見ている)それはともかく、昨日の深夜に帰宅したら届いていたので小躍り…

(ECM1726) Herbert Henck: Conlon Nancarrow, George Antheil/ Piano Music (1999) どんな作曲家かと調べたら、CDから流れる音よりも面白すぎて

ヘンクの硬質なピアノの音は好み。熱心ではないが、少しずつ買い足している。モンポウやジョン・ケージの初期作品集は良かったな。どんな作曲家かと調べたら、CDから流れる音よりも面白すぎて、惹き込まれた。 コンロン・ナンカロウ - Wikipedia 1912-1997 …

Don Pullen

ドン・ピューレン名義のアルバムも気になるから少しずつ集まっていた。

Dollar Brand

どうも新しい名前を覚えられない。レコード屋で気になる奏者ではあるのだけど。 Abdullah Ibrahimだな、よし。JapoのAfrican pianoに本人のサインがあった!

Dollar Brand : This Is Dollar Brand (1965) 残響が誇張されない自然な音空間のなかで

調布で買った安レコード。700円のトリオ盤。でもBlack Lionあるいは再発のAffinityからの60年代後半のアルバムは良いものが多く楽しい。原盤とか何とか関係なく、安いのを掴めばいいと思う。CP値は最高じゃなかろうか。 このアルバムも聴いてみると実に良い…

調布・街の本屋

行動の備忘なので連続投稿。 三連休なのに仕事。日曜移動で祝日の朝に調布にやってきた。水木しげるとつげ義春の街なので、何となく親近感がある。 少し早かったので、街の本屋へ。真光と書いてあったので宗教系かと思ったが、違う。入ると、もう懐かしい街…

調布・タイムマシーン:大学前の雰囲気

出張で行った調布のレコード屋。小さな店だが濃かった。大学前、の雰囲気かな。 新幹線の予約もあり、ごく短時間覗いたが、大量。チェリー以外は1000円前後。こんな感じのレコード蒐集が実に楽しい。チェリーもdiscogsの馬鹿値からすると、当時の販売価格+…

Don Cherry: Brown Rice (1977) 無境界の漂う音世界のなかに

邦題ではブラウン・ライスであるが、ジャケットをみると記載がない。後のArtist Houseのジョン・シュナイダーによるA&M Horizonシリーズの1枚。ヘイデンのアルバムなどの圭作多し。 チェリーというと最晩年のアルバムが好きだ。ジャンルや様式からはみ出し、…

ハンニバル・マーヴィン・ピーターソンとビリー・ハーパー

40年前、明らかに米国よりも欧州・日本でスポットライトを浴びた奏者達が居た。フリー・ジャズと主流派の中間より、ややフリー寄りという立ち位置だったかな。ハンニバル・マーヴィン・ピーターソンとビリー・ハーパー。ENJAやBlack Saintなどの欧州盤に加え…

皇居を走る

犀川源流域での滑落で、右足首を捻挫した。それから走っていない。 昨日は出張で東京へ。体調が芳しくない。過労と不規則睡眠で弱っている。 そこに台風による高温が加わり、である。昨夜は早々にねた。 今朝は、そのような違和感もなく、また足首の痛みもな…

Hannibal Marvin Peterson: Live In Lausanne (1976) あの人は今、的な話じゃないが

最近どうしているのか分からないピーターソン。ビリー・ハーパーとともに1970年代末に日本で大いに持ち上げられていたように思うが、二人とも今はどうしているのか。(芸能人の、あの人は今、的な話じゃないが) いいアルバム、直球で吹き抜ける。one hornの…

Karin Krog, John Surman: Cloud Line Blue (1979) 何か余計で、何か足りなくてECMの音には

1970年代のカーリン・クローグのアルバムには、サイケな味が美味しいように思う。 それを期待して入手したが、ちょいと違った。 このアルバムはサーマンとの共作。と云うと、数年後のECM盤Such winter of memoryを思い出す。冷たい大気に中を漂うようなバリ…

台風通過前の夕暮れ

台風が日本海を進む。南から吹き込む風で暑い。夕暮れは不思議な煌めく色彩のなかにあった。 西の方角。寺町台地のシルエットがみえる。 南。30℃超の秋空のもと、犀奥の嶺が次第に遠ざかっている。 東は、夏のような青空だった。

高木麹まで

高木麹まで、歩いて味噌を買いに行く。台風のため暑い。30℃を超えているようだ。

音響装置の接点掃除

どうも音にキレがないように思えてきた。ハッとするような美音が出ていない。 そういえば接点の掃除を久方していない。 レコード再生のカートリッジの接点やコネクタの接点を、接点復活剤で掃除した。見違えるように、綺麗な音になった。次は紙ヤスリで単線…

Bud Powell

Blue Noteは日本盤でも、結構イケていると思う。揃えようと思っているが、記憶が混濁して、手が出ない。 1と2はLibertyのRVG。例のシーン・チェンジズはNYC mono 耳。ESPは米盤。 デビューとルースト。1950年代の盤だが録音はイマイチ。 あとは日本盤。や…

Cecil Taylor

思えば、随分集まっているが、どれだけ掴めているのかなあ、とも思う。それでも初期盤から聴き進めたときの、カフェ・モンマルトルでの閃光のような音空間の爆発には感動があった。助走から一気に飛翔したのだ。もう少し聴き進めると、もう一回くらい遭遇す…

Archie Shepp

インパルス盤追加。米盤だけどRVGなし。でも音には満足。 [2018-09-19] ボクのシェップは、モントルー、アッティカ(レコード持たず)かな。トランペットもいいなあ。忘れちゃいけないのはDENNONのシリーズ。硬派な盤が多いDENNON盤も安レコードだけど見つけ…

Björn Meyer

昨日(10/3)は、昨年、ECMからベースソロのアルバムを出したビョルン・マイヤーのライヴ。やはりベース・ソロ。ECMでぼベース・ソロというと、どちらかと云うとフリー系の奏者を想起するが、彼はニック・ベルチュのRoninのベーシスト。電気ベースでミニマルな…

Woody Shaw: For Sure! (1980) ショウは悲劇的か、そうではあるのだけど

これは先日、新宿で入手したアルバム。これでコロンビアのアルバム5枚は全て揃った。嬉しい。 当時のそのようなジャズ・サイトの一つに、ショウのディスコグラフィーのサイトがあった。ショウを「悲劇の奏者」と哀しみ、その偉大な業績を称える、といった感…

Misha Mengelberg: Change Of Season (Music Of Herbie Nichols) (1984) 好きなジャズアルバムを幾つか挙げるならば

ようやく入手した。レコードが手に入るまで我慢していた。CDでも入手していない。spotifyは知らなかったのだけど。先日、お茶の水でひょこり出会った。嬉しかったなあ。 この日曜日に聴いたが、実に良かった。メンゲルベルクのアルバムで一番、じゃないかな…