連休に入って、ようやく観た(聴いた)。やはり山口小夜子の月と同じく、独特の微かなグルーヴがあって面白い。この「さがしていた女」と「月」はCD化されていないが、CD化された「六大」より面白いと思う。全部でLD8枚分のレーザーディスクを録画しなくちゃ。いつ再生機があの世に行くか分からないからね。
この時期の菊地雅章の様子については、これらの電通作品の音楽面のプロデュースを行った稲岡氏の記事に詳しく、また興味深い。六大を聴いたときには彼が云う「普遍的」なものは感じ得なかったが、この2作品にはまだ何か潜んでいるように感じている。
[2019-04-25] 最後に入手した菊地音源
菊地雅章の「レーザーディスク」。コメント陣が超豪華でびっくり。昭和末期の匂い。電通制作。松岡正剛が工作舎「遊」で仕掛けた(じゃなかったかな?)ジャパネスクを、電通が商業化していた時代。これが主たる菊地雅章(リーダ作、共作)音源の最後。レーザディスクの3アルバムは難関である。
内容的には他作品と同じシンセサイザ。