K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Many kinds of Blue trains:BN1500番代のKevin Grayカッティング盤

昨年末にエヴァンスのWaltz for DebbyとSunday at Village Vanguardで、Kevin Gray盤の良さを知ってから,結局,目一杯手を出してしまった。

 

その数は100枚を超えた(と思う)。昨年、キング盤や東芝盤である程度揃えたが悔やまれる(という程でもないが)。下の写真がBN棚。5コマ半がBNで、2コマ強を背中が白っぽいKevin Gray盤が専有。右上の1コマがRVG刻印盤。あとはキングや東芝盤。

Kevin Gray盤はRVG盤よりは、音圧が高く、高音を少し高めて音を現代的にした印象。RVGの忠実な再現ではない。ハンコックやショーターの4000番代に合う、と思っていたし、確かにそう。

結局、勢いで1500番代も購入しているが、こちらはRVG的な音の印象を崩さず、整えた印象。モノラル針で聴くKevin Gray盤も決して悪くない。なかなかツボの感じ:

そんな訳で様々なプレスでのダブり盤が増えてしまった。

意図したダブり盤(プレス時期、国で音が全く違うので)、意図せざるダブり盤(購入記憶の喪失、5000枚くらいだと無理)があるが、これは前者。違うプレスを聴きたくなる。典型的なのはコルトレーンのBlue train。8枚になってしまった。

これは去年:

今年は下の写真:


上はKevin Grayの再マスタリング・カッティング。モノラル盤とステレオ盤。中段は米盤。1960年頃のNYC盤、1960年代末のLiberty盤ともにRVG刻印ありの録音者Rudy Van Gelderのカッティング。あと1970年代末のUA盤でベル。下は日本盤。1970年代中頃の東芝盤、1978年頃のキング盤、1980年代中頃の東芝盤。

やれやれ