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— jazzinformation (@jazzlifeinfo) 2023年12月9日
Sunday at 研究。
新OJC、本当に、良く出来ています◎ pic.twitter.com/2mewjGm1L9
このPostで知った再発盤(再発であるOJCの再発)。ビル・エヴァンスのVillage Vanguardでの録音。最初買った日本ビクター盤、Milestoneからの2枚組再発、ほぼ原盤(細かな定義は確認していないから「ほぼ」)、そもそものOJC盤(1985年頃)などなど、アナログだけで何種類あるのやら。好奇心に任せて、である。So curiousなのだ。
Re-mixの技術者はKevin Gray。これで名前を認識した。
この最新OJCを聴くとモノラル原盤と比較しても高い音圧。さらに高音も少し強調し、これが鮮度を高めるような効果を出している。180g音盤に、破綻するぎりぎりで入れていることが伝わる(少し歪んでいるのだろう)、そのあたりの機微が、レコード盤そのものの音と感じさせる要因となっているのだろう。その意味においては、そのような歪がない(マスターテープからのflat transferされたらしい)日本ビクターの初期CDやComplete Riverside RecordingsのCD/LPと比較し、圧縮感を与えているようにも思えるが、そこが魅力ではなかろうか、と思う。
原盤から向上した音圧・鮮度と、古いレコードの圧縮感を併せ持つ味が魅力。原盤もどきではない、新たなアナログの音と捉えるべきだろう。