K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

橋爪亮督, 清野拓巳, 浜村昌子, 萬恭隆: Needful things

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橋爪亮督, 清野拓巳, 浜村昌子, 萬恭隆: Needful things(2008, GRAPES RECORDS)
1. Stone Pavement(清野拓巳)
2. 立待月と君を待つ(浜村昌子)
3. Guitar(1912)(橋爪亮督)
4. みずいろのかなしみ(浜村昌子)
5. A Girl From The Bookstore(清野拓巳)
6. Flower(浜村昌子)
7. Blossom(橋爪亮督)
8. Needful Things(清野拓巳)
橋爪亮督(ts,cl, effects, voice), 清野拓巳(g), 浜村昌子(p), 萬恭隆(b)
2008.11.22-23
和歌山Jalan Jalan

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和歌山Jalan Jalanでのライヴ。浜村昌子のKind Mindがあまりにも良かったので、ボンバレコードのセールで買ったアルバム。

誰がリーダーということでもなく、曲を持ち寄ったセッションのようだ。持ち寄り、とは云え全体的に曲調が驚くほど統一されている。しっかり作られた曲を丹念に演奏。

熱くなる部分はなく、それでいて冷たくもなく、warmな空気感の曲が続く。それが心地よいとも云えるし、やや退屈と云えなくもない。しかしアルバム冒頭のギター、ベース、ピアノの「乾いた音響」には毎回ヤラれてしまう。求心的でない、ふわっと流れるアンサンブルにそんな蠱惑が潜んでいる。

だから退屈だと思う気持ちと裏腹に、何回も聴いてしまう、のだろうと思う。ピアノがややオフ気味なのが残念なのだけど。