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戸隠には30年くらい通い続けている。パワー・スポットなんて珍妙な呼び方をされる前、って思っていたら、似たような時期に中沢新一と細野晴臣の本で紹介されていて、いささかガッカリした記憶があるのだけど。それはともかく、1984年の春に、住んでいた湘南から信州へオートバイでツーリングしたときに、誘われるようにバードラインに入って戸隠に行った。それ以来。1985年の3月に山スキーの板をもって戸隠スキー場に出かけ、瑪瑙山から飯綱山にスキーで出かけたのが懐かしい。
それから通い続けているのだから、飽きないものだ。驚くことに、当時と様子が殆ど変わらない。細かく見ると、いろいろあるのだけど、当時はスキーブームの外だったし、開発らしい開発も行われていない。全く30年前と同じ気持ちで過ごすことが出来る場所。森林地帯も当時と全く変わっていない。神域が護っている、ようだ。
今年も年度末の山積した業務を何とか片付けて、完全OFFの2日間を過ごした。金沢から戸隠まで3時間。住んでいた神奈川や兵庫よりも遙かに近く、とても嬉しい。今回はゲレンデでスキーをして過ごした。瑪瑙山を中心に広がるスキーゲレンデは開放感に溢れていて周囲の山がよく見える。
右は戸隠連山。正面が西山。麓に鏡池が見える。その左手に北アルプスが広がる。
テーブル状の黒姫山
戸隠連山
正面は雨飾山。右に火打が見える。
西山から戸隠、高妻
スキー場の下、越水が原の夕景
常宿