なかなかゆっくりできない。福井で仕事。知人数人で福井の片町に出掛けた。
福井は40年以上前に住んでいた街で懐かしい。戦災・震災で壊滅した街の道路は広く、空が広い。それが虚ろな街の心象を作っている、ように思えてならない。そして、40年前からあまり変わっていないことを、別院から呉服町あたりを歩いているときに確信した。だから、何となく40年の時間のなかで、静かに古びているように思えてならない。
実は福井のことは40年前の子供のときの記憶しかないので、困った。繁華街・片町で適当に店を選んで入った。しまだ、という店。
やや活気に欠ける片町で、店の中は満員。でもメニューを見ると「日本酒」とつれない記載。しまったと思って聴いたら、つぎつぎ美味い酒が。カウンタの上の大皿も美味そう。結果的にアタリ。よかった。美味しいポテトサラダの店、って好きなんだよね。(今週は呑みすぎ)