K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Yellow Magic Orchestra: YMO 1979 Trans Atlantic Tour Live Anthology (1979) 当時は全くダメだったが

YMO 1979 Trans Atlantic Tour Live Anthology, Primary, 1 of 34

Yellow Magic Orchestra – YMO 1979 Trans Atlantic Tour Live Anthology (1979, Alfa)
CD1: The Greek Theatre 08/04/1979    
CD2: Trans Atlantic Tour London / The Venue 10/16/1979    
CD3: Trans Atlantic Tour Paris / Theatre Le Palace 10/18/1979    
CD4: Trans Atlantic Tour London / The Venue 10/24/1979    
CD5: Trans Atlantic Tour New York / The Bottom Line 11/06/1979    
Blue ray:
    i) Live At The Greek Theatre    
   ii) Live At Hurrah    
YMO: 細野晴臣(b, key), 坂本龍一(key, vocoder), 高橋幸宏(ds, vo)
+渡辺香津美(g), 矢野顕子(key, backing vo), 松武秀樹(programming)
-------------------------------------

CD5枚とBD1枚のBOXセット.早々には売り切れたようだ.ボクは,当時は全くダメで聴いていなかったが,ファンは多かったよね.テクノカットという髪型が流行った時代でもあり,そんな過剰消費のなかに彼はあった.だからキャッチーな曲への拒否感は今でもあるなあ.もう日常に流れすぎていたから.

で,コレを入手した理由は,渡辺香津美の参加.KYLYN LIVEは同年の6月.このYMOツアーの4ヶ月ほど前.矢野顕子と坂本龍一はKYLYN LIVEにも参加している.だから同時代の音をシェアしている部分があるのだ.坂本龍一の電子音は面白くないのだけど,KYLYNと地続きのギターを楽しむことができた.1980年代後半の清水靖晃(KYLYN LIVEに参加)の音楽のなかにある過剰なオリエンタリズムの味付けも,このあたりが原点なんだろうな.

どのライヴ音源もよくグルーヴしていて面白い.ジャズ専科の聴き手だったから,ドラマー高橋幸宏はよくわかっていないが,彼のドラムがライヴ・バンドとしての面白さを作っているように思えた.CD5枚を飽きずに聴くことができたのは驚き.BDは4Kの50インチでみても十分な鮮明さで,「人民服もどき」の衣装の3人組と,渡辺香津美と矢野顕子の様子を楽しめた.音の分離がイマイチなので画像があったほうが楽しめたように思う.

まだ産業的には昇り龍状態であった1980年代の日本の雰囲気,それを背負ったバンドという時代を懐かしく思い出した.


www.youtube.com