K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2010-07-29から1日間の記事一覧

穂積生萩「私の折口信夫」(1978年,講談社) 生や性よりも深く流れるもの

穂積生萩「私の折口信夫」.男色家とも云われ生涯独身であった折口信夫の「ただひとりの女弟子」と云われる穂積が,折口との出会いから死そして死後に到る までの交感を描いている.圧巻,ともいえる叙述内容は「徹底した私の折口信夫」である.事実とか客観…