K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Jazz: Eric Dolphy

Eric Dolphy: At The Five Spot, Vol. 1 (1961) ドルフィーの管の響き、マルのピアノの響き(RVGもう少し)

PrestigeのRVGで次に聴きたいと思ったのは、ファイヴ・スポットのドルフィー。オリジナルはNew Jazzのモノラルだけど、持っているレコードは後年のステレオ盤。RVG刻印盤。安い。何を聴きたかったかというと、ピアノの音。このアルバムはマルのピアノの音が…

Oliver Nelson: Blues And The Abstract Truth (1961) ジャズが好きなんじゃなくて

出歩いてばかりいて、家をずっと空けていた。 で、帰ってきてからレコードをかけている。ジスモンチ、吉沢元治、高橋悠治/三宅榛名まできて、急に、コレが聴きたくなった。 ふっと思ったことは、ジャズが好きなんじゃなくて、ジャズを聴く自分が好きなんじゃ…

Eric Dolphy: In Europe (1961) つい手が出たレコード(無論、再発盤)

一昨日に届いたレコード。ドルフィーの欧州での吹き込み。デンマークのDebut盤の再発盤。オリジナルはオークションで1回、店で1回遭遇しているが、10万円弱。手が出ない。それに、Prestigeから3枚のアルバムで再発している(しかも、うち2枚はヴァン・ゲ…

Eric Dolphy: In Europe, Vol. 1 (1961) 朝聴く一枚

窓が大きな音で唸っていた、日の出前。強い風の音が聞こえる。崖っぷちの集団住宅なので、風が強い。 ひょいと外を覗くと、薄く雪が積もっていた。明るい。昨夜、雪の都内の映像を不思議な気持ちで眺めていた。こちらは積もっていない、のに。 昨夜の珈琲を…

2枚のLast Date (Eric Dolphy)そして謎のFontanaステレオ盤

何回か記載したが、間違いなく一番好きなアルバム。B面2曲目の飛翔感から3曲目への疾走感、そして彼のナレーションを聴き終わった後の喪失感。いつも心を揺さぶられる。 長い間、ボクが聴いていたのは蘭Fontana盤。ステレオ盤。レコード番号だけを見るとオ…

Eric Dolphy: In Europe, Vol. 1 (1961) 紙一重の狂気

調和した音世界と紙一重の狂気、のような怖さ、が快感につながるからドルフィーは好きだ。所謂フリー系の奏者と一線を画したように見えて、彼の音世界が孕む狂気は時間とか空間の歪みのようなものを書いてみせようとする偏執、のなかにある。そのような感覚…

Eric Dolphy: In Europe vol.1 (1961) どこに向かって飛んでいくのか

例外的にドルフィーのアルトはとても好きなのだけど、よく考えるとアルトの限界を心得ていて、折々にフルートとかバス・クラリネットを吹いて、あの底抜けな金管の音をカヴァーしていたのではないか。ドルフィーはアルト吹きとなっているので、このブログで…

Eric Dolphy: Last Date (1964) ボクが10枚を選ぶなら,の意味

誰もが認める60年代ジャズの名盤. 僕が10枚を選ぶなら,必ず入れる1枚.演奏の良さだけでなく,Last datesを過ごすDolphyの最後の1枚(本当はICPから海賊版紛いが出ているが)ということも,演奏の裏側の物語となり,聴く側の気持ちを昂進させていく.