K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-05-16から1日間の記事一覧

John Coltrane: Coltranology Volume One (1961) ドルフィーのフルートの飛翔感というか、浮遊感

典型的な安レコードだけど、実に良い。日本盤固有の柔らかさ、もさほどなく、正規録音でない音の悪さであるが、臨場感、と言い換えができる程度。なかなかの迫力なのだ。何よりも、コルトレーンとドルフィーが同じくらいの比重で吹いていて、味の違いがよく…

Chick Corea: The Song Of Singing (1970) 彼が頂点の頃

1960年代後半のコリアは清新な風を吹き込むような、そんな爽やかさがとても魅力だと思う。BN4000番代のダークな音像の世界に光を射し込むような。 その魅力の集大成のようなアルバムが間違いなく彼の代表作Now he sings.....じゃないかな。商業的な成功作で…