週末は仕事で会議。会議の後、簡単な懇親会。そこそこに抜け出して、地下鉄を乗り継いで東横線「学芸大学」へ。学芸大学在住Sさんの誘いで、いそいそと出かけた。神奈川に住んでいる頃から、東横線方面は途中下車したことがなく、どんな所か分かっていなかった。
駅に降り立ったときに、気持ちに合う場所か、そうでないか、瞬時に感じるものがある。此処は「あたり」。適当に下町で、昭和の匂いを残しつつも、活気がたっぷりあって、改札を出たときにピンとくるものがあった。そんなときの気分の高揚感っていいよね。独りで楽しくなってしまった。
Sさんと合流して出かけた店もよかった。なかなかホッピーの提灯が田舎くさく「えっ」と思ったが、出てくる酒肴は美味かった。鯨のほお、パクチーのサラダ、イサキの炙りなどなど。タイに行くと、いつもそうなのだけど、パクチーを食べると何だかハイになるね。この夜も沢山呑んで、久しぶりの深酔い。記憶曖昧にSさんと別れ、地下鉄乗り継いで常宿があるお茶の水へ。終電のアナウンスが時折聞こえる中、よく戻れたな。さらにいつもの湯島のバーに出かけて、綺麗に仕上げてしまった。
この２週間ばかり外に出かけて呑んでいなかったので、何とも楽しい夜だった。
