まずはホテルの近所からレコード屋探訪.大体は何も考えずに,google mapに教えられた店に行く.近くに一軒.歩いていくと,小洒落たビルがあって,帝都東京の感覚でいうとレコード屋が入るような建物ではない.ところが帝都ベルリンは違ったレコード屋が入っていた.まずは店頭の餌箱をみたが,獲物はなし.しかし何か予感.
店内に入ると,レコード棚の仕切りにBROETZMANNとかSCHLIPPENBACHの文字が...ヤバイじゃないですか.
CDの棚にはTAKASEの文字とか....
FMPとかINTACKTとか....
きっとあるだろうな,というベルリンの尖ったレコード屋の印象そのまま.随分前に訪問したマンハッタン南部の中華街近傍の尖ったレコード屋以来の昂奮となった.
しかしFMPなどの中古盤は高価で10000円を超える盤も多い.円安の高価テキメン.感覚的には東京DUあたりで掘る方が良い感じ.とても残念.結局,新しいプレスのレコードが多くなった.
店主は親切で地下の棚まで案内してくれた.
結局買い物は,
ペトルチアーニとピーコックの共演盤,
高瀬アキとシュリッペンバッハのデュオ,
あとアンリ・ティケッシュが3枚,
これだけが中古盤でキューン兄弟のアルバム.ベルリンらしい買い物になった.