K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

京都・HOT STEP Records: 古の名盤と出会いに


 京都・河原町通りから蛸薬師に入ったあたりにあるレコード屋。1960年代までの名盤多数。手が出ないオリジナル盤だけでなく、安価なsecond/third pressの程度良し、があることがボクにとって魅力。ボクのBlue NoteやPrestigeの蒐集基準はRVGの刻印。だからLibertyやUA傘下の時代であってもいい。とにかく在庫量が多いので、何かしら欲しいアルバムがある。昨年、エヴァンスのRiverside盤とかを購入以来の訪問。その後の数回は買い付けやら臨時休業で見ることができていない。

壁には手が出ないアルバム多数

 

 モンクのアルバムはゆっくり蒐集。小編成中心、Riverside期以前が中心なのだけど、ラウズのテナーにも慣れてきた(モンクの邪魔にならないからラウズだった、と思えるように)ので、Columbia盤にも手が出てきた。BN盤は47 WEST 63rd NYCの表記。thirdかな。1960年頃のプレス。Monks's timeは嬉しいモノラル盤。Undergroundは村上本を読んで欲しくなった。あとドン・フリードマンのRiverside盤。ザイトリンとともに、エヴァンスとキースの間をつなぐ奏者、のように思う。

 Blue noteはいずれも4000番台のsecond/third press。RVG刻印が入ったステレオ盤。ボクはハンコックなんかが弾いている時代のBlue Noteが一番好きかなあ。バードとショーターはLiberty盤。ドルフィーUA盤。ドルフィーの盤では、RVGが入らないLiberty盤がある一方、RVG刻のUA盤(後年)があるのは不思議なことだ。RVG盤で古いJBLのスピーカーを鳴らす、って本当に幸せ感が一杯。ほんとうに。あと1枚は大好きなマット・デニスのクラブでのライブ盤。もともと艶っぽい声なんだけど、クラブの緩い雰囲気とともに、とても楽しく聴くことができる。

 LPレコード三昧の時間、はいいなあ。