早朝、ネットでこの情報に接したとき、驚きを禁じ得なかった。Evan Parkerのレコードをはじめて買ったのは学生の頃、1980年あたりじゃないかな。35年も昔の頃。社会人になってから、会社の寮で、ライヴ盤を酔っ払って大音響で聴いていて怒られた記憶が、未だに生々しい。ノン・ブレス奏法（だったかな）で、息継ぎなし（のように聞こえる）サックスのソロは圧倒的な迫力、なのである。
それから幾星霜（とは大袈裟な）、昨年のことだったか、郡上八幡に彼が来ることを知って、とても懐かしい気持ちになった。彼の存在が懐かしかった、のではなくて、彼の音を聴いていた35年前の自分が懐かしかった、だけなのだけど。聴きたい、と思ったが都合が付かなかった。
今年、その彼の演奏を金沢で聴くことができる、という驚き。主催者に脱帽すると同時に、集客が心配になって（本当に）いる。今、久しぶりにEvan Parkerのソロを聴いているが、やっぱり凄い。聴くべし、４月６日に。
詳しくは主催者の島田氏（ヴァイオリン奏者、共演者）のHP。https://sites.google.com/site/hsppico/live
