K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Andrew Hill: So In Love (1956) オリジナルが安レコード

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いつだったかのディスクユニオンで購入。やっと聴いた。購入のピッチを上げすぎて、聴ききれていない。溢れたレコードを整理して、棚に入らないから箱に詰めたりしていたら、未聴盤も既聴盤もぐじゃぐじゃ。やっと見つけた。やれやれ。

これはWarwickのオリジナル。盤質も良い。価格は昔のレコード1枚分で、まさに安レコード価格。信じられない。最近はRiversideのオリジナルでも、非人気盤はそんな価格なので驚く。

後年の日本での再発盤と比べると、音の硬度が高まる。で、ヒルのようなタッチのピアニストの音はキレが良くなって、実に気持ちよい。RVGだけが愉悦を与える音ではない、当然と云えば当然なのだけど。

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[2017-04-09] 最初のアルバムから、そのようなものが

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 あんまりヒルのクロニカルなことは知らなかったのだけど、レコード屋で安価な日本盤をみつけて購入。ブルーノートでの録音よりも10年近く古い1956年の録音。初リーダ作。

 これが実によかった。ヒルの魅力、打鍵の響きの美しさとともに、そのような音響効果をも含めた音空間の造り、のようなものが詰まったアルバム。最初のアルバムから、そのようなものがしっかり楽しむことができる。

  ベースは後年のAEOCのマラカイ・フェイヴァース。普通に4ビートを弾いている。

 

SO IN LOVE

SO IN LOVE

 

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Andrew Hill: So In Love (1956, Warwick)
A1. So In Love
A2. Chiconga
A3. Body And Soul
B1. Old Devil Moon
B2. Spring Is Here
B3. Penthouse Party
B4. That's All
Credits
Andrew Hill(p), Malachi Favors(b), James Slaughter(ds)
Producer: Fred Mendelsohn
Recorded in Chicago, 1956.