Audirvana 3.5.6へのアップデート通知が来た。Audirvana plusという名称からplusが外れたようだ。マイナスでなければ良いが。。。過去、アップデートで良くなったことより、面倒な問題が生じたことが多かったような気がする。あるいは何も変化しないか。
アップデートを選択するとwebに誘導され、改めてライセンスコードが要求された。面倒だ。
どうも画面デザインが一新されたらしいが、肝心の中身はどうだろうか。
以前はiTunesをファイルシステムにし、音処理をAudirvana plusとする使い方をしていたが、音質面でAudirvana plus音以外の機能、ファイルシステムの阿呆さ(検索性が極端に悪い、別奏者・同一タイトルのアルバムの区別がつかない)には参っているので、期待は少々あるのだが。
さて確かに操作画面は少し洗練されたか。でもソート辛さは変わらない。変わらない、のならば良しとしよう。
MAC画面のバーから、Audirvanaを選択し、プルダウン。以前のversionでは設定は全てPreferencesであったが、Auidio output selection、Audio Settingsに分かれた(分かれただけ)。ここで、iTunes Integrated Modeを選択すると、フロントエンドはITuneとなって、とても使いやすい。が、何故か音質ダウン。で、選択はしていない。まずはPreferencesの設定から。
ボクの場合、ファイルシステムはiTunesで構成。管理が圧倒的に楽。ということで、曲ファイルは、2nd MethodのiTunes Library Symchronizationを使っている。この同期(Symchronization)が実にトロい(何回か行わないと同期しない)のだけど、どうだろうか?
最初の画面を立ち上げたとき、画面のアルバムの配列が無茶苦茶で目眩がしたが、今回、新たにソートの優先順位が指定できるようになった。それでようやく元通り。しかし、同じアルバムが2つに分割されている表示が多々、何だろう。面倒だなあ。
再び、MAC画面のバーから、Audirvanaを選択し、プルダウン。今度はAuidio output selectionを選択し、出力デバイスを選択する。ここはそれだけ(画面なし)。
再々、MAC画面のバーから、Audirvanaを選択し、プルダウン。今度はAudio Settingsを選択。
ボクの場合、Audirvanaが対応している高品質のストリーミングやDSD、MQAは使っていないので設定はシンプル。
Audirvanaは、WAV、AIFF、FLAC、ALAC、WavPack、APE、MQA、DSD、M4A、MP3といった音楽ファイルを再生可能。TIDAL、Qobuzなどのロスレス/ハイレゾ音楽ストリーミングサービスの再生にも対応する。また、MQAのコアデコード再生(96kHz/24bitまでをフル展開)にも対応している。
SYSOPTIMIZERは音楽最優先に設定(機能は変わっていない)。このMACは音楽にしか使っていないから。
Outputデバイスの情報。MQAもDSDも対応なしなので、そのまま。
再生エンジンまわりの設定は変化なく、安心。Direct Modeの設定もあり。このセレクタが消える可能性もあった(新しいOSでは対応していない)訳で、ヒヤヒヤ。
アップサンプリングについては、演算誤差を考えると2の倍数かなあ、と思っている。
結局、あまり大きなメリットがあるアップデート、という感じではなかったが、どうだろうか。