K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

山口真文: Leeward (1978) Record Store Dayで釣られてしまった

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山口真文: Leeward(1978, Union/テイチク)
A1. Dawn(山口真文)12:32
A2. Dewdrop(山口真文) 6:58
B1. Distant Thunder(山口真文) 10:33
B2. Leeward(山口真文) 9:32
山口真文 (ts.ss), 土井一郎 (p.el-p), 桜井郁雄 (b), 関根英雄 (ds)
Recorded at テイチク会館スタジオ, 東京,1978年1月20日,28日

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昨年は「サックスの音色が良く、またそれを実に美しくCDに載せ替えている。レコードが欲しい感覚が出てこない。」と思ったが、Record Store Dayで釣られてしまった。

今、ゆっくりと聴いているが、レコードだから、という理由では全くないと思うのだけど、凄く良い。サックスのトーンが美しい。大満足している。

そう、1980年当時、ショーターがWRを辞めてやって欲しいジャズってこんなイメージだったのだと思う。しかしショーターはやっていない。寡作だった頃。

そんな渇望感に素晴らしく応えてくれたのが山口真文だったのだと思う。

[2018-05-15]滋味に溢れている

好きなテナー奏者。音色が柔らかく、滋味に溢れている。

一曲目のエフェクターがかかった電気ピアノの音色にやられた。実に気持ち良い。デビュー作のAfter the rainと同じくディスクユニオンThink!からの再発CD。印象も前作ほぼ同じ。いずれも昔のレコードの分量なので短く、やや足りない。だから2つ併せて丁度の感じ。

 サックスの音色が良く、またそれを実に美しくCDに載せ替えている。レコードが欲しい感覚が出てこない。このシリーズは実にいい。

spotifyにはMabumiがアップされていたので貼り付けておく。ケニー・カークランド、ミロスラフ・ヴィトウス、トニー・ウィリアムスという豪華メンバー。山口真文のサックスがスペイシーに響いている。これもまた素晴らしい。

 

LEEWARD リー・ワード

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