K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2017-03-24から1日間の記事一覧

Ornette Coleman: The Shape Of Jazz To Come (1959) 音の格が違う、ということ

行きがかり上、これを聴かないとイケない。やはり最近入手したアトランティク盤ではあるが、1970年代の貧相な再発。まあ針を落としても、そんなに悪いとは思わないが。CPは高い。 The Shape Of Jazz To Comeの後に聴いてよかった。一発で、つまり最初の一音…

Ornette Coleman: Change Of The Century (1959) やっと少し楽しめた

これも最近入手した、安価なアトランティック盤なのだけど、スリーブなんかを見ると、1960年代はじめのプレス。殆どオリジナルに準ずる盤なのかもしれない。それが1000円前後とは、恐れ入った。音は自然な感じで、足しても、引いてもいないように思える。 案…

Lennie Tristano: Lennie Tristano (1955) 不穏な音の海に潜っていくような

高名でありながら、あまり聴いた、という話を聞かない奏者じゃなかろうか。そのような「不平衡係数」が高いのは何故だろうか。寡作であったこと、も一因なのだろうか。あのジャズレコード販売が華やかなりし頃の日本で、隠棲していたトリスターノの音盤を出…

芸術新潮「つげ義春特集」(2014年)原画のグラビア

芸術新潮 2014年 01月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/12/25 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (7件) を見る 何年かに一度、慎ましい「つげ義春」ブームがボクのなかにあって、その後、冬眠を何年も続けるような、断続した関心。今も少…