![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9a/7929d008ab392206cb09d2ff7429d90c.jpg)
金茶寮入り口(坂の上)
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引越してきてからのお気に入りの散歩,ランニングコース,片町からの酔いどれ帰宅ルートは長良坂.この長良坂の脇に金茶寮があって気になっていた.北側が長良坂,南側がかの辻家住宅.寺町台地の斜面に広がった金茶寮とは何だろう,との素朴なギモンが膨らんでいた.
11月中旬香箱ガニの解禁にあわせるように,職場の大先輩を訪ねてきた方とのご接待に,コバンサメとしてついていくことになった.タクシーへ告げられた行き先は”金茶寮”,驚くとともに期待で一杯になってしまった.自腹じゃないからね.
寺町台地の端,犀川になだれ込む斜面の庭園に離れが点在している.ちなみにwebによると,「昭和8年、加賀百万石前田家の元家老 横山男爵が建てた別邸を譲り受け、金茶寮を創業。明治時代に建てられた本館に加え、犀川口までの40mの斜面を利用した約1000坪の庭園の中にそれぞれ趣の異なった5つの離れが点在しております。」とのこと.このあたりは有名な辻家庭園に隣接し,明治の富豪の夢の後...
さて雨の中,寺町側,つまり長良坂のうえの入口からはいる(上の写真),雨なので和装の仲居さんの傘をもったお出迎えではじまる.薄暗い犀川に向かって落ちていく斜面をくだる.瀧がこさえてあって,水流の音が空間をつくる.その瀧をながめることができる離れで会食.
瀧が流れている.写真ではいまひとつリアリティがないが.
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/9b/21fa6d506555d4aae8c7e307f7ce4ea2.jpg)
そのあとの料理の写真を並べる.
オードブルも綺麗に盛ってあった.この冬はじめての蕪寿司が出た.漬かりかたがほどよく,とても良い味わい.これをいただくと,加賀の冬がきた,と思う.写真では紅葉の影になってるが.
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これは蓋モノの蓋.綺麗な九谷.蓋の向こうは品書き(なかなか読めない...)
これは蕪の蒸し物.鰻がはいっている.
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/9f/9328fba489f177f0ff357522c4830b14.jpg)
刺身.どれも身がしっかり.本当に異次元の味.
これに迫る寺喜屋の刺身がすごいなあ,なんて思っていました.
これに迫る寺喜屋の刺身がすごいなあ,なんて思っていました.
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/1b/a044290cfe027e42b0ba3a2e427e7937.jpg)
甘鯛の酒蒸し.ちょっと味が強かったかなあ
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a8/b4a31779c39d82cfa3b6be26d6abb242.jpg)
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ちょっとモダンに盛りつけた鯛の焼き物
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/61/9b14b5089c295cf8fe6f9996be1a3e4c.jpg)
加能蟹と香箱蟹の饗宴.この週は二日連続で堪能.一冬分いただきました.
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/86/1d3ba8b645eb8f032d58404593a84ba9.jpg)
帰りは下の出口,長良坂のしたからおかえり.びっくりの贅沢体験でありました.
(写真は昼間)
(写真は昼間)
![](http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ee/efe2a7e7683784bde4bb3f50357590ad.jpg)
接待コバンザメですから,そのあとは片町のクラブでちょっと,という古式ゆかしきご接待のお相伴頂戴でした.