ボクはタイ飯も大好きなのだけど、まだ行ったこともないベトナムの飯も大好き。
ボクがはじめてヴェトナム料理を食べたのは、フランスのブルターニュ。仕事で随分出かけた街レンヌ。飛行機がシャルルドゴールに着くのは夕刻。そこからTGVに乗り換えて３時間。フランスの山形みたいなレンヌの街には夜半前に着く。日本を出てから丸1日近く、ヘトヘトになっている。
ホテルに荷物を放り込んでから食事に出かけたは、日本食のフジかヴェトナム食のサイゴン。サイゴンで食べる米?のうどん「フォー」の美味しさは忘れられない。爾来，海外に出かけたときはヴェトナム料理屋を探すようにしている。店員の愛想は少なくとも中華料理屋よりましだしね。ちなみにフランスや米国にはヴェトナムレストランは中華に次いで多い。フランスはヴェトナムを植民地にしていたし、米国はヴェトナム戦争繋がり、だろう。ボストンのSoho（中華街）にあるフォーの店も美味しかった。中華料理と比べて油臭くなくて、タイ料理ほどは香辛料は強くない。日本人向き。それにヴェトナム人は中国人より日本人に似ている、と思う。外観だけでなく感性も。
日本でのヴェトナム料理屋はあまり知らないのだけど、ボクが横浜・関内で行くのは「レーロイ」。伊勢佐木モールの東隣の路沿いにある。とてもいかがわしい感じの雰囲気の街が最近の日本らしくなくて面白い。勿論日本じゃない方々も大勢歩いていて、イミグレーションなしにアジア気分が味わえる。所謂，悪所の名残の匂いなのだけど。何となくパワーに溢れる感じが昭和っぽくてね。
そんな街の一角にあって味もよろしいので、タマに横浜に行ったら「レーロイ」に呑みに行く。ヴェトナムのビールやタイのシンハービールなんかを呑みながら、あっさりしたヴェトナム食は美味しい。（金澤にはヴェトナム食はないのかな？）
￥2300のコースを頼んだのだけど，丁度の量。フォーで食事をシメテ、最後はタロイモとココナツミルクのデザート。タイと似たパターンで甘すぎず美味しい。
折角、久々の関内だったので、伊勢崎モールにある気易いバーで，もう一杯呑んで帰ったのであります。
