この一週間は年の瀬を強く意識させるように呑む日々が続いた。とても楽しく呑んだのだけど、少し過ぎたる状況かなあと、日曜の夜にポツンと考えている。
それはともかく、呑む週のスタートは片町ラブロの裏に広がる新天地にある赤城。昨年に引っ越してきたときに、評判を聴いて出かけた呑み屋。そのときも美味しい山菜の天ぷらが未だに記憶に残る程で、また行こうと思いつつも行けていなかった。だから今回は丁度一年ぶり。
暖簾をくぐると野趣溢れるキノコに迎えられ、期待感がぐっと高まった。小さなカウンタだけの店で今回のメンバー3名くらいが丁度。袖触れ合う、というより、肘がぶつかりそうな感じ。だからまあ、やっぱり冬が似合う店のように思った。ボクはこんな雰囲気の店はとても好み。酒肴もなかなかのもので、とても満足のいく呑みとなった。早々にまた行きたいと思った。
カウンタに並べられた山盛りのキノコ 突き出しから旨い。期待感が高まる。
自然薯。ボクは元来山芋が苦手なのだけど、モチモチした食感が良くてとても美味しかった。キノコのバター炒めはヴォリューム一杯。実に沢山の種類が入っていた。
白子の天ぷらは山盛り。旬だから旨い。同行のIクンは香箱を美味しそうに食べていた。山だけでなく海の幸もあります。蕪寿司は自製ではないとのことだけど、浸かり具合が丁度で美味かった。今シーズン最初の蕪寿司になった。
最近、醸造酒にやられることが多いので、今回は焼酎。カメから自分で汲んで呑む。杯数は自己申告。楽しいメンバーで楽しく呑む夜の更け方はとても早くて、やっぱり深く酔ってしまった夜になったのだ。