K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ジャズ・ライヴ名盤100選(ジャズ批評2014年1月号) この手の企画に弱いなあ


 ジャズ雑誌を読まなくなって30年くらいなる。学校時代は時間があったのだけど、仕事に就いてからは、そんな余裕もなく、店頭買い。あとはディスク・ガイド読み、かなあ。たまにジャズ批評の面白い特集号を読むくらい。この雑誌も季刊から月刊になって薄まった感が強くて、最近のものはあまり手にしていない。

 そんなことなのだけど、これは久々に欲しくなって注文。この手の企画に弱いなあ。昨日届いて、さあっと眼を通した。100枚中、約2/3は持っていて、残りが未聴。密かな楽しみが増えた。(うひうひ)

 大方の記述がそうだよな、って内容なのだけど、時折、えっという盤もあって楽しい。気になるのは89枚まで30年以上昔の録音。つまりボクがマメに聴いていた時代に入手可能だった、ということ。だから、とても違和感が少ない、逆に驚きの少ない内容になっているということ。この30年が僅か10枚。選考過程を読むと、選者の嗜好そのもの(教養的でなくて好ましい)なので、この30年のジャズは魅力が薄い、とも読める。

 この点については、自分で考えないとイケナイ部分だと思う。お正月休みだしね。

 買って損のない内容(雑誌としては高価だなあ、とは思うけどね)。

 

追記:大きな編集ミスは頂けないなあ。パンゲアの文章がハンコックのVSOPになっている。(怒)