K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Columbia時代のThelonious Monk(1962–1968) ちょっと整理

Columbia盤は、ヴァン・ゲルダー録音のBlue NoteやPrestige、あるいはロイ・デュナン録音のContemporaryのようなある種の「ジャズレコードとしての神話」はないが、総じて録音は良く、はっとするようなモノが多い。マイルスのアルバムを並べて聴くと、Blue NoteやPrestigeよりColumbiaがいいなあ、と思っている。

モンクのレコードもしょぼしょぼ聴いている。やはり主にはRiversideなのだけど(愛聴盤は仏ヴォーグ盤)、Columbia盤もちゃんと聴かなきゃ、と思ったのは、今朝方に晩年のモンクに関する記述を読んだから:

1979年にジャズを聴きはじめてすぐ、モンクの死亡記事を読んだ記憶がある。衰弱し、引退してから、随分長い間、この世にいたことになる。それでも若い死だと思うが。もっとも同時期にこの世を去ったビル・エヴァンスはもっと若かった訳だ。

この1年半、Free musicを熱心に聴いて、明らかに音楽の聴こえ方が変化したので、聴き直す時期に来たなあ、と思っている。音楽の音響的側面に耳が行くようになった、と思っているから。クラシックを聴いて、そのような視点(聴点?)ができ、昨年はじめにエヴァン・パーカーのライヴを聴いて、より抽象的な音も音響的側面に注目すると面白いことに気づかされた。ならば、録音が良いColumbia盤で、モンクもそのような側面も大いに楽しめないか、と思ったということ。

そんな訳で手持ちのレコードを整理してみた。

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(CS)Monk's Dream (1963)
(CS) Criss-Cross (1963)
(CBS SONY) Monk in Tokyo (1963)
(CL)Miles & Monk at Newport (1963, with unrelated 1958 Miles Davis performance)
(CS)Big Band and Quartet in Concert (1963)
(CL)It's Monk's Time (1964)
Monk (1964)
(CS)Solo Monk (1964)
(MOSAIC)*Live at the It Club (1964)
*Live at the Jazz Workshop (1964)
(CL)Misterioso (Recorded on Tour) (1965)
(CS)Straight, No Chaser (1967)
(CS)Underground (1968)
Monk's Blues (1968)

( )保有レコード 、CL:2eyes mono、CS: 2 eyes stereo、CBS SONY: CBS SONY

無印:未保有、* :未保有(後年の編集盤)