K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Thelonious Monk: Thelonious In Action (1958) 熱い演奏の中で冷たく切れる

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Thelonious Monk: Thelonious In Action (1958, Riverside Records)
RLP 12-262 (pressed in 1959), Monoral
A1. Light Blue    5:04
A2. Coming On The Hudson    5:15
A3. Rhythm-A-Ning    9:20
A4. Epistrophy (Theme)    1:00
B1. Blue Monk    8:02
B2. Evidence    8:31
B3. Epistrophy (Theme)    1:03
 Thelonious Monk(p), Johnny Griffin(ts), Ahmed Abdul-Malik(b), Roy Haynes(ds)
Engineer: Ray Fowler
Producer: Orrin Keepnews
Recorded at the Five Spot Cafe, New York City; August, 1958.
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長い間、モンクの管入りアルバムに苦手感があった。あのピアノをブレークして、管を聴かせる意味が分からなかった、のだ。今もあまり分からないかもしれない。

最近はコロンビア時代のラウズは気にならなくなった。モンク・オーケストラのサックスセクションという役割で、音の厚み係に徹している、ような聴こえ方。

さすがにグリフィンはそうでない。改めてファイヴ・スポットのライヴを聴いてそう思った。グリフィンのソロの熱さ、そのものに惹かれた。いやグリフィンだけではない、ヘインズの打音も熱い。モンクだけがいつもと変わらぬ音、なのだけど、どうだったのだろうか。熱い演奏の中で冷たく切れるモンクの音が映える、そんなアルバム。

レコードは1959年プレスのモノラル盤。オリジナルではないが、それに準じたものではないだろうか。音圧十分。また音もとてもクリアで、エヴァンスのヴィレッジ・ヴァンガード同様、スタジオよりも明瞭な録音って面白いな、と思う。イコライザのポジションはAESにして聴いている。今朝、SPU MONOの針が折れたので、DL102で聴いている。

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Thelonious Monk in Action

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