K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

雨の乾季に(バンコク・スクムヴィットSoi 11の奥)

バンコクは乾季で、一年で一番涼しく爽やか、な筈だった。

一昨日、昨日と35℃とソンクランの時期にこそかなわないが、雨期の後、8月の頃とあまり変わらない。それどころか、夜半過ぎに雷鳴とともに雨音が聞こえる。

暗い朝を迎え、雨脚があまり弱った感じではなかった。買い物にSoi 11の奥の方へ行った。

Soi 11の表通りも、この10年で半分くらい変わっただろうか。だんだんと小綺麗な街に変わっている。日系企業の幹部が、日本から来た家族と食事をするという、とんかつ屋は10年前からそこにある。

f:id:kanazawajazzdays:20181208234656j:plain

もう一軒あった和食屋は早々になくなって、今はスターバックスになっている。Soi 11の入り口近くにあった、インド人の洋服屋クリーニング屋、マッサージ屋が入っていた古いビルもなくなった。ユースホステルを兼業していたタイ飯屋もなくなった。なんとも味気ない。雨のなかを歩きながら、そんなことを思っていた。

f:id:kanazawajazzdays:20181208233927j:plain

f:id:kanazawajazzdays:20181208233942j:plain

f:id:kanazawajazzdays:20181208234027j:plain

f:id:kanazawajazzdays:20181208234039j:plain

そうそう気軽なバーだったヒラリー3も改装なのか、中身は解体されていた。これも詰まらない。店に溜まっているイサーン出身の顔見知りと他愛もない話をするのが楽しみだった。

f:id:kanazawajazzdays:20181208234110j:plain