御徒町　Cafe Incusへ再び(サッチモ、アイラー、ダウナー)

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日をおかず、再び訪問。

ハードボイルドなジャズ喫茶と化し、安心して爆音を堪能。

まずはサッチモ。音の透明度が高いシステム、で聴くのは面白い。モンクなんかに通じる諧謔を感じるなあ。ピアノの音良し。
Louis Armstrong And His All-Stars – Ambassador Satch (1956, Hollywood Pressing, Vinyl) - Discogs

次はアイラーのFontana盤？欧州盤の音。ストレート・アヘッドな欧州のピアノ・トリオとの対比が楽しい。アイラーのソプラノって、はじめて聴いたかな。ラスト・デイトに近い味を感じた。良い。

1960年代後半が欧州ジャズのピークとは、星野さんの本に書いてあったのだったかな。エヴァンス的なピアノから飛翔し、米では作り得ない美しさ。美音を出しながら、決して内向的でなく、耽美的ですらない。自然体で流れるピアノがひたすら美しい、のだ。その後のECMでのサイケなアルバムの100倍良い。