K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

60年代のSam Rivers(昨年暮からのBlue Note蒐集1)

ブルーノート時代のサム・リヴァースは手薄だった。1970年代以降、フリージャズと主流派の間で絶妙のポジションで、ロフトでの活動を通じ、今に通じるマレイらにバトンを渡した重要な奏者だと思っている。マイルス・バンドを短期でやめた人、という認識しかなかったが、ECMでの新譜を入手して驚いたのが1980年頃だったが。

実は歴代のマイルスバンドのテナーで、コルトレーンの次に好きなのはリヴァースなのだ。

Contoursは以前から持っていたもの。Liberty/RVG.あとは今回入手。

A new conceptionはUA青黒/RVG。

Fusia swingは後期東芝盤。

最後のInvolutionはカスクーナの発掘音源。半分はリヴァースのDimensions & Extensionsで、その後、格好いいジャケットの発掘盤としてプレス。残り半分はアンドリュー・ヒルの未発表音源 ChangeとしてCDでリリース。そっちはレコードで出ていないので、お得感がある。

どれを聴いても、いわゆる新主流派のアルバムとしては硬派で、そのゴツッとしたブロウが格好いい。好きだ。

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