LPレコード蒐集の熱病から冷めつつある。うなされるような高熱が続いたから、楽しくもあり、しんどくなった面もある。
だから、ここ数週間はもとに戻りつつある。だから、帰宅するとポストのなかにCDが投入されていたりする。
これは昨日届いたアルバム。ネットでぶつかって入手したアルバムだけど、なかなか気持ち良い。古いボッサのような曲を、新しい音にそっと仕立て直したような感じ。
ブラジル音楽って、単純なようで複雑で、明るいようで陰翳が強く、享楽的で禁欲的、音で溢れているようで沈黙にも溢れている。そんな矛盾した音が折り重なったところが楽しい、と古くて新しい曲を聴きながら思った。
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Paula Morelenbaum: Berimbaum (2004, Universal)
1. Tomara
2. Consolac,a~o
3. Berimbau
4. Canto De Ossanha
5. Insensatez
6. Medo De Amar (Vire Essa Folha Do Livro)
7. Brigas Nunca Mais
8. Voce^ E Eu
9. Seule
10. Desalento
11. Primavera
12. O Nosso Amor
Paula Morelenbaum(vo)