ハノイでバンコクの様子を調べていたら、以下のようなtweetが。
スクンビットだけじゃない!10月3日にバンコク都内計5カ所の屋台街が撤去されていた
— ザビエル古太郎 (@XavierKotaro) 2016年10月6日
警察の見張りが張り巡らされている中でも、娼婦たちの姿が消えることはなかった。“モノ”を売るのは禁止でも、“春”を売るのは問題ないということのようだhttps://t.co/bBG2dhGMkL
「春」のことはともかく(笑)、スクムヴィットと云えば歩道を埋め尽くす屋台。眼を疑った。
さてスワンナプウム国際空港からSky train/BTSでいつものNana界隈に着くと、確かにない、屋台が。なかなか驚きの光景。風情が激変。昨夜の光景はこんな感じ:
確かにスクムヴィットの通りに「風紀委員」のような取り締まりコーナーがあり、眼を光らせている。いつも見かけると、何となくバンコクらしくほっとする「オカマの露天商」とか、「ニセものかもしれない怪しいED薬」とか、「海賊版DVD」とか、そんな猥雑さの記号、のような要素が消えて、次第にシンガポールのような消毒された街、になるのかしら。
一方、微妙なお目こぼし?があり、何だろう。私有地かもしれないが。確かに、歩道にははみ出ていない。
さらに驚いたのが、規制が枝道のSoiまで適用されていて、路上バーとか食事の露天が「ほぼ」消えている。歩きやすくなったが、これまた寂しい:
そうやって「清潔な都市」に変貌していくのは、我々が経験したことだけど、息苦しさもまた増えていく。世間の同調圧力のなかにある「雑菌的なものに対する嫌悪感」に嫌悪感を感じるボクとしては、タイの良い意味での「いい加減さ」が消えなければいいなあ、と思う次第。勝手なツーリストの弁なのだけど。