K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Roy Haynes: Just Us (1960) こんなアルバムを繰り返し聴く休日

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先週は仕事が過密。ゆっくりレコードを聴く時間がとれなかった。今日(3/3)は、ゆっくりとレコードを聴くこと、自体が嬉しいことだった。

先週の御茶ノ水での一番の釣果はロイ・ヘインズのNew Jazz盤。1960年の録音で、ヘインズの初期のアルバム。ジャケット割れで、昔の新譜1枚分の価格。眼を疑った。

ヘインズのピアノトリオのアルバム。モノラル録音で勿論RVG。期待通り、音圧が高い。ヘインズの打音がキレ良く入っていて、大満足。ヘインズのアルバムでのヘインズは、結構控え目で前には出て行かないが、ポイントポイントでのテンションが実に良い。後年と変わらずのヘインズの一貫した印象。

ピアノはリチャード・アイワンズ。知らない奏者。この人がなかなか良し。派手さはないが、端正なガーランド、というか。音の照りが綺麗。

 こんなアルバムを繰り返し聴く休日は久しぶり。良かった良かった。

Just Us

Just Us

 

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Roy Haynes: Just Us (1960, Prestige/New Jazz)
A1. Down Home
A2. Sweet And Lovely
A3. As Long As There's Music
A4. Well Now
B1. Cymbalism
B2. Con Alma
B3. Speak Low
Roy Haynes(ds), Richard Wyands(p), Eddie De Haas(b)
Recording: Rudy Van Gelder
Recorded July 5, 1960.