K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Harold Land: A New Shade Of Blue

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Harold Land: A New Shade Of Blue (1971, Mainstream Records)
A1. A New Shade Of Blue(H. Land) 9:48
A2. Mtume(B. Hutcherson) 10:12
B1. Ode To Angela(H. Land) 6:12
B2. De-Liberation(H. Land) 8:39
B3. Short Subject(H. Land) 8:47
Harold Land(ts), Bobby Hutcherson(vib), Bill Henderson(p), Buster Williams(b), Billy Hart(ds), Mtume(congas)
Producer: Bobby Shad

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最近、再発でレコードが出るようなので、spotifyで聴いてみると面白い。rare groove枠(よう分からん)で再発されるような感じだけど、こんなアルバムに陽が当たるのはいいことだ。再発を買わなくても、メインストリーム盤も普通価格(だから再発より安い)なので入手した。

ハロルド・ランドって、マックス・ローチ、クリフォード・ブラウンのバンドでの脇役。リッチー・パウエルとともに全く目立たない印象、という記憶だけ残している。その記憶が更新されたのはハッチャーソンのアルバムでの演奏。1960年代後半に時代の音をしっかり吹いているので、アレっと思った。

このアルバムはその印象をさらに進めたもので、ボクが好きな1970年代のジャズそのもの。1960年代後半のBN4000番代のジャズをさらに進めた感じ。ハッチャーソンの存在が大きい。ウッディ・ショウと同じ時代の空気を感じる。

ランド自身は中庸な演奏で確かに派手さはない。しかし音色がとても良くて、1970年代のピアピカのリズム・セクションとハッチャーソンを相手に力が入った音を聴かせてくれる。ゴルソンなんかより、ずっといいな。

マイルス・デイヴィスとジョージ・コールマンや、チック・コリアとジョーファレルの関係のように、名盤の名脇役なのだけど、コールマンやファレル同様、自身のアルバムも聴かせる奏者だと改めて認識した。もう少しメインストリ−ム盤を入手しようかな。いや、その前に亡父のレコードのなかにあったランドをちゃんと聴こう。

ニュー・シェイド・オブ・ブルー

ニュー・シェイド・オブ・ブルー

 

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