K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Eric Dolphy: Last Recordings (1964) ドルフィーの最後の最後

今日、出張から「かなり」疲れて帰ってきたら、届いていたレコード。昨日(11/3)も仕事だったし、明日(土曜)も仕事と思うと、少し気分的に萎えている。 ポストに突っ込んであったのはドルフィーの「最後の録音」。かの名盤Last Dateの更に後だ。Last DateとIC…

レコードと戯れる朝

今朝の山並

白山の初冠雪が伝えられたが、このあたりから見える山並、笈あたりには、まだ見えていない。

Peter Evans: Genesis (2015-16) Amazing re-born "Pangea" in 21st Century

信じがたい音楽体験をしている、ような気がする。だけど、過去にもこんな体験をしたような気もする。静かな昂奮とともに音を聴き続けた。 1時間半を越える音源を聴き続け3回目だろうか。これが、昔、1975年のマイルス・デイヴィス日本公演「アガルタ・パン…

Earl Hines: Fatha (1965) ANA国際線のイーグル後藤セレクション

先月のANA国際線のイーグル後藤セレクション。新しいのから古典まで幅広い。そういうときは、とにかく知らない奏者、知らないアルバムを聴いて、面白いことを見つけようと思っている。 そういいながらも、先日のベトナム・タイへの出張は出発前から体調は芳…

(ECM2499) Jakob Bro: Streams (2015) 素晴らしい、と同時に気になったこと

前作を聴いてから約1年、発売早々に入手した。前作と同じく、淡いブロのギターの上を、モーガンのベースが力強く刻んでいく。その刻まれた音が描く弧、のようなものが単純な曲線に見えて、実は細部がフラクタル的な細かな揺動を孕んでいて、実に気持ちが良…

Corey King: Lashes (2016) ジャズとソウルの甘い交叉点

ジャズともソウルとも呼べるし、どちらとも云えないような楽曲。The Internet や Frank Oceanなんかもそうだけど、ある種の空気感、どこにもありそうで、そうでもなく、意識をすっと奥に引っ張るような空間。ジャズとソウルの甘い交叉点、という趣。 面白い…

すばらしい鮒寿司・森山浩二のアルバム

昨夜、(前回が記憶にないくらい)非常に久しぶりに弊宅で宴。台湾から来られたCさんを迎えて、といいながら、食材、料理のかなりをCさん自身が用意くださり、素晴らしいものとなった。スタート時点で、かなり満足。 (Instead of my photo, I put the C-san'…

雨が降ってきた・闇の中で

この季節になると、晴れているようで雨が降る。雨が降っているようで晴れている。そんなことが多い。金沢に住んでいると、晴れという事象と、雨という事象の境界が曖昧で、少なくとも視覚的には、だから濡れるか濡れないか、という物理的な知覚表現じゃない…