K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

David Sylvian: Alchemy/ An Index Of Possibilities(1985) 新しい管球フォノ・イコライザで聴く

まず針を下ろしたときの音響の良さに驚いた。打楽器の低音の打音が空間を埋めていく感じが実に美しい。もうそれだけで大満足。録音の良さと内容の良さが素晴らしく調和していて、隙が無い。

Bill EvansのVillage Vanguard sessionsについて

先日、入手したビル・エヴァンスのThe complete riverside sessions(独CD)を順々に聴いている。 セロニアス・モンクの同CD/LPもそうだけど、間違いなく彼らのRiverside期のアルバムとして、録音は最も良いのではないか。LPはオリジナルに肉薄し、CDは部分…

夕暮れの浜辺へ

夕暮れの海を眺めに、能登方面へ。往復100kmに満たない距離なのだけど、ちょっとしたtrip感があって、休日気分が溢れる。

金沢・東警察近く「BACARO」散歩して肉を

夕焼け見ながら散歩。 台地から下る坂は闇の淵に落ちていた。物の怪が出る時間。もっとも最近は街中にも熊が出る。 浅野川を渡ると、手つかずの昭和期の街並みが。鏡花の時代の職人街がそのまま遷移したような路地から路地を歩く。誰も居ない。後ろに影が伸…

フォノイコライザの効果を聴く・コロンビア編2 (concert by the sea, milestones)

1960年代のステレオであるザイトリン盤の、つぎは「本命」の1950年代のモノラル盤。ともに6 eye。 1956年発売のガーナー盤。これは、あまりイコライザの差が分からなかった。アルバム自体の音質がコロンビア盤としてはあまりよろしくない。ライヴ録音という…

フォノイコライザの効果を聴く・コロンビア編(Denny Zeitlin: Cathexis)

新着のフォノ・イコライザで、イコライズの違い(RIAA, AES, Columbia, London)での音の違いを確認してみる。 まずは王道?のコロンビア盤。クラシックではあるが、以下に詳しい。RIAAと比較し、高域、低域とも減衰量が大きい。つまりRIAAで聴くと、高域、…

フォノ・イコライザSV-EQ1616Dで古レコードを

ジャズを聴くなかでレコード盤に魅了されたのは、Blue NoteやRiversideあるいはPrestigeではなく、Columbia盤に魅了された、と思っている。美しい、端正な録音が多い。そうなると気になってくるのは、レコードの補正カーヴ。ある時期までのコロンビアは標準…

金沢東山「粋蓮」

小松の後は、東山へ。Y御一行に合流。夏以来の「兄」氏と一献。夜の街の兄らしい。

金沢鱗町交差点近く「料理小松」接客で久方ぶりに

大切なお客、というか仕事の盟友が来訪。仕事で成果が出ている、そのささやかな祝盃を、ということで久方ぶりの小松へ。 期待に違わず、魅了。何とも短い3時間弱になった。美味しい食事は時間を忘れさせる。 何とも秋のはじまりで。

Bill Evans: The complete riverside recordings: まだまだcuriousに

今朝、郵便局に取りに行ったCDセット。 モンクのthe complete riverside recordingsで、LP/CDともにオリジナル盤を越えるピアニズムが封印された音源である、と判断した。 媒体としてのダイナミックレンジ、信号対 雑音比はCDのほうが圧倒的に良い。だから、…

Two kinds of Blue: 再発レコードと当時のmono盤(6 eye)を聴き比べる

DUの塙氏監修のKind of Blueが再発された。気になる。ちょっと前のBlue Note再発が案外良かったから。必ずしもRVGサウンド再現ではない、というのも良かったと思う。 monoとstereoが再発と悩ましい。今回はmono。管球アンプとJBL、オルトフォンのSPU MONOで…

Power Tools: Live@Bracknell Festival, England 1988 BOOT臭いbandcamp音源だけど

Bill Frisell(g), Melvin Gibbs(b), Ronald Shannon Jackson(ds)

金沢・泉野出町 Bon Appetit : あれから3年

あれから3年と1日。ちょっと遅れたが献杯。 早いねえ。 別の店になったが、良い塩梅で面影が。

Power Tools: Strange Meeting (1987) フリーゼルを繋ぎ止める

Bill Frisell(g), Melvin Gibbs(b), Ronald Shannon Jackson(ds) Recording at January 8, 9, 10, 1987, on Radio City Recording Studio, New York City

冬を感じさせる朝

低気圧が通過する。冬がはじまる、そんな気がした。 まだまだ暖かいのだけど、低い暗い雲が告げた。

金沢・粉: なんとなくの日常が

なんとなく、なんとなくの日常が戻っている。 恐る恐る、手探りで探す日常。 やっと、ここまで戻ってきた。自宅から散歩で、繁忙時間を避けた夕呑みへ。 美味かったなあ。

Bill Evans Live In Tokyo(1973) モレルの打音そして日本オリジナル盤とOJC再発の比較

Bill Evans(p), Eddie Gomez(b), Marty Morell(ds) Recorded January 20, 1973 at Yubinchokin Hall, Tokyo

John Carter: Fields (1988) 壮大な環境音楽

John Carter(cl), Bobby Bradford(cor), Benny Powell(tb), Marty Ehrlich(b-cl, fl), Theresa Jenoure(vln,vo), Don Preston(key), Fred Hopkins(b) Andrew Cyrille(ds) Recorded at A & R Recording Studio, NYC, March 1988

金沢・小伝馬町「SPICE BOX」散歩途中でカレー

近所のNちゃんと夕刻の散歩。目標15000歩。 夕暮れに犀川沿いを歩く。 5000歩で小伝馬町へ。SPICE BOXで休憩。呑んじゃうけどね。 その後は犀川大橋渡って、泉野方面へ。 一万歩で休憩し、またか!、帰宅したら目標達成。

またまたの入荷盤

ずっと気になっていたジョン・カーター。スケールの大きな音空間に驚いた。 デファンクトは、ジョーが麻薬で捕まって収監されていた間活動停止していたと、バラカンの解説。復帰後のアルバム。 山本達久の新譜。 買い漏らしていたモンク。オルフェイム盤。安…