K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Joao Gilberto(1973) Audirvana plusのβ版を入れてみた


 昨夜は友人達と沢山食べて、沢山吞んで、沢山音楽を聴いた。酔った頭で考えていたのだけど、これ以上必要なコトがあろうか。なんとなく全てのことの幕引きに向けたタイム・スケジュールのなかにあるなあ、と感じることが多いこの頃。こんなことがタマにあれば、もういいのかな、なんて思ったりする。もっとも、煩悩の数、増えることあれども、減ることはないなあ、とも思ったりするのだけど。

 オトのことも煩悩そのものなのだけど、タンノイのスピーカを入れて、全てが落ち着いたように思う。PCオーディオAudirvana plusも耳に馴染んだ。β版がリリースされたとの記事をみて、朝からインストール。もう少し音が改善されたとのこと。朝から、座り込んでしまった。

 いろいろ聴いてみて思うことは、人の声の艶。朝なのに、浅川マキを聴いて、惚れ直したり。左に渋谷毅、右に川端民夫を配し、まんなかで歌う声が織りなす空間の濃さにクラクラ。その次はこのジルベルトの昔の録音。パーカッションの上でギターの弾き語り。とてもシンプルな音造り。最近、洒落た音楽として好まれるボサノヴァと一線を画したような削ぎ落とした音の姿がある。聴いていると、惹き込まれ酔ったような気分になる。ギターが刻むコードの淡い色彩感が移ろう気持ち良さ。艶消しをした声の艶。

 あ、Audirvana plusのβ版ですが、自然な音の感じかなあ。角が取れたような気がする。でもボクの駄耳じゃ分からなくて、多分にブラセボ効果なんだろうな、って思いながら、ブラセボ効果で気持ち良しも良し、と思うことにしている。

(調べると,MACのオーディオドラヴァを中抜し、直接SWからDA変換器を駆動できるみたい。Integerモードというそうです。そうならば効果があるかもしれない)

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Joao Gilberto(1973)
   1. Aguas De Marco
   2. Undiu
   3. Na Baixa Do Sapateiro
   4. Avarandado
   5. Falsa Baiana
   6. Eu Quero Um Samba
   7. Eu Vim Da Bahia
   8. Valsa (Como Sao Lindos Os Youguis)
   9. E Preciso Perdoar
  10. Izaura
Joao Gilberto(g,vo)