随分と前に入手した本。
ボクは1979年にジャズを聴きはじめた。だからアルバムのscopeが1976年あたり、1970年代後半から1980年代前半あたりに強くある。その時期のアルバムは随分と聴いたし、血肉のように感じる。
この本で取り上げている1970年代前半のStrata eastには馴染みがなかったが、India Navigationは大好き。カウエルやトリヴァーは聴いていなかったが、マレイやフリーマンは好きだった、そんな感じ。
この本を読んで、ロフトジャズからstrata eastあたりに遡行する流れのイメージができたのが有り難い。読めるレコードガイドであり、未聴の森に引きずり込まれている。
本書では取り上げられていないESPから迸る豊かな水流をゆっくり辿りたい、とおもった。