Lee Morgan - Clifford Jordan Quintet; Live In Baltimore 1968 「聴きたかったヒックス」が確かに

Lee Morgan - Clifford Jordan Quintet; Live In Baltimore 1968
1. Introduction 0:30
2. Straight No Chaser (T. Monk) 18:12
3. Like Someone In Love (Burke - Van Heusen) 14:45
4. Solar (M. Davis) 15:51
5. The Vamp (H. Mobley) 21:19
6. The Theme & Announcements 3:15
Lee Morgan(tp), Clifford Jordan(ts), John Hicks(p), Reggie Workman(b), Ed Blackwell(ds)
Recorded live at the Royal Arms in Baltimore, Maryland, July 1968.

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前から気になっていたアルバムなのだけど、streamingであったので、それで済ませている。そんな程度の音質。適当にイコライズしているからシャカシャカ。まあテープヒスを抑えているのだろうから仕方がないが。

この時期のリー・モーガンもクリフォード・ジョーダンも悪かろう筈がなく、直球ジャズの力強いソロが嬉しい。だけど、それは他のアルバムでも多分聴くことができるレベル。

何と云ってもジョン・ヒックスの伴奏からソロ、何処を切ってもぐいんとグルーヴしていて、バンドを押しまくっている。その疾走感が実に楽しい。

ヒックスが「どこか気になるピアニスト」という人は多いのではないだろうか。1980年過ぎのテレサ・レーベルでのサンダースのライヴ・アルバムのヒックスが実に凄いから。だから、そんなアルバムをつい探してしまう。

このアルバムには、あそこまでの熱気はないのだけど。「聴きたかったヒックス」が確かに収められている、のだ。