朝1015上映スタート。こんなの午前中にみると、その後は廃人同様。
「３部作」のうち，これは映画館で観ていない．その後、DVDで観たが、どうも入らない。今回、はじめてスッと入ってくる感覚があり、嬉しかった。制作後、３０年以上経って、だ。
ツィゴイネルワイゼンを頂点に，映画としては密度が落ちていく、という感覚は変わらない。画の色彩感が特盛になってはいるが。だからひとつひとつをクリップとすれば、一番面白いかもしれない。
金沢にはアヴァンギャルドな雰囲気は全く似合わなくて、具象の気風（変な言い回しだけど）だと思っているが、これを観た金沢の民草はどのような反応したのか興味津津である。
今まで受け入れられなかった映画が刻印された、それで十分。ありがとう、シネモンド。
