K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

レコード掃除(3):普段の盤面埃の掃除(2年経っても最強の印象変わらず)

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購入してから2年ほど使ったが、最強の除電ブラシという感覚は全く変わらず。レコードの溝に沿わせるように滑らせると、面白いほどホコリが湧いてくる。盤面が一見きれいでも、針先にホコリが団子になる、ということは避けることができる。

気持ちの良いクリーナーだ。

[2020-06-14]レコード掃除(3):普段の盤面埃の掃除(多分最強のアナログリラックス除電ブラシ)

レコードと遊ぶ人生がはじまった40年前。新譜を買って、死ぬほど聴いて、そして数日後に盤面に溜まったうっすらとした埃が哀しかった。さらに、オーディオテクニカの湿式ブラシで拭き取っても、何だか取れたのか、定着させたか分からない感触は、さらに哀しかった。で、静粛だった筈の音響空間の果てに、バリバリという埃起因のスクラッチを確認したときは、本当に哀しかった。新譜と認識できる器官は短かかった、のだ。

粘着式も使ったが、音溝に落ちた埃を定着させる効果、が気になった。

一時期(40年前)、静電気を抑える膜を塗っていたこともあった。これは割と効果的であったが、埃でない何かが静粛を破っていたし、そもそもレコードの音溝に異物を入れる感覚が嫌で、早々には止めた。

 だからタオルで拭いたり、などの洗浄を知ったときはホッとしたが、面倒である。普段使い、は湿式に舞い戻ったが、あまり良くない。

最近知って、多分最強と認識したのはコレ:

どうもオーディオアクセサリが鰯の頭に見えるので、躊躇したのだが、日々の盤面埃の問題は大きく、購入。届いて開梱したときに、真っ先に思ったのは「騙された」。値段の割に、非常にチャチい。ヤラれた感満点。

しかし、暫く使ってみて、「正しい使い方」のようなものが分かると、確かに凄い。静電気を立てることなく、埃を集めることができるのだ。盤面除電ができるので、聴く前にブラシで盤面を舐める。ちょっと感動的な効果。

ポイントは盤面に垂直に立て、毛先が音溝をなぞる感じ、を掴むこと。これが分かってくると、刷毛のように音溝から埃をカキ出す感じで気持ち良い。

あわせて針を下ろす前に盤面をなぞると、確かに除電の効果でバリ音が減る。

すみません第一印象の「チャチい」は撤回です。つつましいボクにすると、随分と高価なんだけど、価値はある。