K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

蔵前仁一: 失われた旅を求めて(2020) 束の間の平和の記録

はっと気がついたのは、冷戦終結から10年くらいしか、旅行者にとって「広がった世界」はなかった、ということ。束の間の平和の記録、なのかもしれない。

Dom Um Romao: Spirit Of The Times (Espirito Du Tempo) (1973) ヴァスコンセロスやパスコアールと通底するような

Dom Um Romao(ds, perc), Jerry Dodgion(as, fl), Mauricio Smith(ts, ss, fl), Lloyd McNeill(fl), Dom Salvador(p), Sivuca(org, p, g), Amauri Tristao(acoustic g), Joe Beck(el-g), Frank Tusa(b), Portinho(perc) Recorded June 6 & November 21, 1973

Jimmy Heath: Love And Understanding(1973) 当時の日本のジャズと同じ空気感

Jimmy Heath(ts,ss, fl), Curtis Fuller(tb), Stanley Cowell(p), Bernard Fennell(cello), Bob Cranshaw(fender-b), Billy Higgins(ds) Recorded June 11, 1973

Paul Bley: Japan Suite (1976) 様々な美音が

Paul Bley(p,electric grand piano), Gary Peacock(b), Barry Altschul(ds, perc) Recorded Midnight July 25th 1976 at Yamaha Music Festival, Nemu No Sato, Japan.

Jimmy Heath: The Gap Sealer (1972) やはり1970年代のジャズは美味しい

Jimmy Heath(ts,ss,fl), Kenny Barron(p), Bob Cranshaw(el-b), Al "Tootie" Heath*(ds), Mtume(perc) Recorded March 1, 1972.

Paul Bleyのdiscography (IAI編)

IAIのものが気になってきた: Year recorded Title Personnel/Notes1958 (released 1977) Coleman Classics Volume 1 Ornette Coleman, Don Cherry, Charlie Haden, Billy Higgins1964–68 (released 1975 ) Turning Point John Gilmore, Gary Peacock, Paul …

Paul Bleyのレコード

IAI盤を追加 [2018-09-21] 別途ECM盤があるが、レコードについては完了。実は、それにプラス数枚じゃないかなあ、この人。 上三枚はIAI盤。このあたりが記憶あやふやで手が出ていない。IntroducingはOJC再発なんで安けりゃDebut盤欲しいな。 サイケなブレイ…

レコードの入着(1970年代特集)

久しぶりに沢山のレコード入着。期せずして1970年代特集になった。ジミー・ヒースはStrata eastの再発を聴いて、(今更だけど)最近、気になる奏者。70年代ジャズの王道MuseとCobblestonを1枚づつ。 あとMuseのロマオも。WR時代のロマオが良かった記憶が。 …

木蔭への意識

クルマの上には、ゴビ砂漠からの黄砂がのっかっていたが、空は明澄。 大気は柔らかいが、陽射しは強まっている。木蔭の心地良さを感じはじめた。 初夏の気持ちだ。 犀川の下流まで走ると、山岳眺望が開け、遥拝。 白山 大門から白山への山並み 医王山 途中の…

川下直広: 初戀(2015) このような音を聴きたかった、のだろうな

川下直広 (ts), 山口コーイチ(p), 不破大輔 (b), 岡村太 (ds) 神奈川県相模原 水眠亭 2015年11月13日~14日

またまたの入着アルバム(佐藤允彦、ペルト他)

ペルトの非ECMのレコード。詳しくはまだ確認できていない。 佐藤允彦の再発盤「火曜日の女」。気がついたときには売り切れていたのだが、扱っているショップを発見。こんなレコードが海外から再発とは恐ろしい時代だ。この時期の佐藤録音は恐ろしい枚数があ…

yanokami: yanokami(2007)、遠くは近い(2011) 音の気持ちよさが半端じゃない

矢野顕子(vo, p), レイ・ハラカミ(synth)

初夏の光

初夏の光の中で走る。まぶしい。今日は真夏日らしい。 この間まで、冬の残滓を感じながら走っていたが、もう夏の予感のなかで走っている。 振り返ると医王山 白山を遙拝

入着アルバム(ローウェル・ディヴィッドソン他)

Lowell Davidson Trioは昔のESP盤だけど、知らなかった。本人は知らないのだけど、グレイヴス、ピーコック共演なので。音が綺麗なので入手。あと川下直広の初戀。これはいい。あとマッコイ・タイナーのライヴ。 ESP盤のジャケ裏。ピーコック若い!

ECMの録音、非ECMの録音(ピアノへの違和感)

昨日、出勤前に聴いた一枚目のECM盤と二枚目のElectra盤。 ECMの録音がかなり「強く」音場の空気を伝えていることがわかる。息遣いが伝わる、というコトバそのもの。キースの呻き声もはっきり、またベースの軋みもリアルだ。そして残響も強い。ピアノの音の…