K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Hampton Hawes: Playin' In The Yard (1973) 美味しいローズ、B級の味

フェンダーローズの音が好きだ。美味しいグルーヴ感がある。初期のRTFやWRのような高踏的な演奏もいいが、ハザウェイの身体的な音、あんな感じがいい。このホウズも、フェンダーローズの音色を生かしてグルーヴする演奏で、なかなか美味しい。 間違いなくジ…

仕事酒のあとの仕事酒(金沢・よふ葉)

最近は呑みに出ない。忙しいこともあるし、届くレコードを聴くことも忙しい。 自宅でレコードを聴いている時間が実に楽しかったりする。 だから昨日の酒は仕事の酒。来客を釣れて食事へ(浜長)。こちら持ち。先方のお返しで、2次会へ。金沢でないお客の2…

盛夏の色

夜明け頃は、曖昧な空だったのだけど、増水気味の沢で竿を振っているうちに、気がつくと木々の向こうに青空が覗いていた。 まだ梅雨が明けていないのだけど、盛夏の色を確かにも見たような気がした。 出水の後だったので、小さな川の源流域で尺越えを1本。…

日曜の昼酒(泉野出町・ガレタッソ)

日曜日は大阪から来たY君と渓流へ。 イワナで昼酒。すっかり気持ちよくなったので、呑み足りなくなった。そんな訳で、更なる昼酒に出かけた。 最近は呑みには出かけていない。仕事も忙しいし、届くレコード・CDを聴く時間は馬鹿にならない。そんな訳で、仕事…

宮沢昭: Four Units (1969) 四股が自由な頃の富樫雅彦をもっと聴きたい

四股が自由な頃の、ドラマー富樫雅彦をもっと聴きたい、と思っている。打音を空間的に組み立てる、その規模の大きさ、ビートを刻んだ瞬間の鋭さ、素晴らしいジャズ・ドラマーなのだ。 そんな気持ちで入手したレコード。本当は「いわな」のレコードが欲しいの…

Tim Berne: Fulton street maul (1987) 新作の訳がないかあ

最近気になるティム・バーンのBandcamp上のサイトを見ていると、アルバムが増えている。 2016年リリースと表記されている本作を試聴すると、ビル・フリーゼルが吠えている、ではないか。かつては破壊活動をしていた新左翼の活動家だったが、最近は中道左派で…

Misha Mengelberg, Han Bennink: Einepartietischtennis (1974) ライヴにより近い、奏者達との時間の共有感覚

レコードを入手した。予想以上に楽しい。ミシャとベニンクが作る音場のなかに放りこまれる。確かに、ベニンクは床を叩いたり、鋏をシャカシャカやっている。それを楽しむ観客の吐息を感じる。 弾けるようなタイム感覚、それが彼らの魅力。音の微係数がより明…

雨の中、渓流へ

土日は山友達のY君と渓流へ。2年前、涸沢小屋で呑んでいて知り合った28歳(半分以下やん)。彼は、雨男として知られている(身内で)。涸沢で会ったときも雨。テン泊で雨に濡れた彼は、小屋のストーブで暖まっていた。そのためか、見事、二日間は雨。水曜日…

渓流での勝負

大阪から若い友人のY君がやってきた。涸沢の小屋で呑んでいるときに一緒になって以来、たまに山に登ったりする。今回は渓流釣り希望。 その彼を釣れて土日の二日間、渓流を少しだけ。というのは2日間は荒れ模様の雨。それでも、場所をうまく選んで、雨が止…

(ECM2518) Dominic Miller: Silent Light (2016) こんなECMも好きだなあ

ECMに直接注文して入手したレコード。数ヶ月分の何枚かをまとめて頼むと、送料を考えても国内の店で買うより安価。 かなり機械的に注文した訳で、中身は入手してから確認。ギターのドミニク・ミラーのアルバムだけど、知らない。スティングと共演していたそ…