K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Stanley Cowell: Blues For The Viet Cong (1969) 器用さ爆発状態、ではあるのだけど

最近は1970年代のジャズに割と回帰する時間が長い。聴きはじめが1979年なので、その当時の感覚がいまだに中心にあるように思っている。その頃、Strata-eastは終焉していて、ロフトジャズで活躍した奏者がIndia Navigationから出し始めた頃。 カウエルはアー…

早春賦

K太師匠のクルマを降りる。外気温は1℃。寒い。川向こうの稜線の木々は凍り付き、白く光っている。晴天と予報にはあったが、北陸らしい曖昧な晴天。 河床に降りていくが、川面の鈍い暗さ、を見ていると、水温の低さを思い知らされる。 こんな時は釣れない、…

Víkingur Ólafsson: Philip Glass/Piano Works (2017) 快楽発生装置

アイスランドのピアニストによるグラス集。 ECMなんかでもそうだけど、北欧系のピアニストの温度感と曲が整合した時は、快楽発生装置以外の何者でもない。 このアルバムも、「ほぼ」期待通りで、すこぶる気持ち良い。ライヒのミニマルは曲への強い磁場、のよ…

菊地雅章:六大(地・水・火・風・空・識) 映像作品

菊地雅章のシンセサイザ・ソロ。ススト後の時期にあたる。所謂「環境映像」にシンセサイザ、それもリズムがない、環境音的なもの。電子音、今で云うドローンのような音。プロデューサの稲岡氏が解説しているが、即興的な要素を大切にした演奏、らしい。 既に…

Makaya McCraven: In the moment (2015) シカゴの美味しい音

先日、大野俊三のアルバムをアップして、「裏マイルス」と書いたら、(多分)膝を打ってくれた方がおられて嬉しかった。 フリーとファンクが融合したような当時のマイルスの音が大好き。そして、その音が本当にスポット的なもので、時間的な広がりを持たなか…

富田祥 チェロ・リサイタル@金沢・アートホール

昨日は金沢・アートホールで富田祥さんのチェロ・リサイタル。 J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第5番ハ単調BWV.1011 ショスタコーヴィッチ:チェロ・ソナタ二単調 作品40 ラフマニノフ:チェロ・ソナタト単調 作品19 ピアノは相方の浅井隆宏さん。会場には知り…

戸隠からの眺望

焼岳や雨飾山方面 戸隠牧場から高妻山 高妻山から戸隠連峰 西岳 西岳が切れると、北アルプスが広がる 正面は八方尾根から唐松。北には白馬鑓、南には五竜。 五竜から鹿島鑓、爺が岳 爺が岳の奥に見えるのは立山?薬師?

大野俊三: Something's Coming (1975) 何というか、このジャケット

菊地雅章レコード蒐集の一環。最近、入手。 レコードを入手して、再び聴く。印象は特に変わるわけでもない。B面の菊地雅章のオルガンが、アガルタ・パンゲアのマイルスに実に似ている、改めて思った。全体的に、マイルスに聴かせるデモ・トラック集のような…

沖至: Trumpet In Modern Jazz (1970) 「モダン・ジャズ名曲集」だけではない

最近になって、沖至の記事がwikiにアップされているとのtweetがあって、読んでみたが、奏者へのrespectが熱く伝わる内容。 沖至 - Wikipedia ボクが最初に聴いたのは1980年頃に来日した折に出演したNHK-FMのライヴ。ミッシェル・ピルツとの共演で、抑制的な…

戸隠「うずら屋」久々に中社の蕎麦屋へ

今日の昼は久々に中社へ。美味しい蕎麦を食べたくて、うずら屋へ。 いや久しぶりだったが、美味かったなあ。

夜明け

戸隠にほぼ30年、毎年来ているが、こんな朝は滅多になかった。

戸隠へ

彦根での仕事の後、東へ。350kmは遠かった。 南アルプス 中央アルプス 結局、21時前に到着。長野からナビ任せで走ったら県道。幅員一台の場所多く、どっと疲れた。黒姫からの方が楽だ!

彦根ランニング

正月明けに体調を崩した後は、多忙なこともあり、走っていなかった。そのような身体的な資源の枯渇感があった。菜食中心もほどほどに、かもしれない。 3月に入って、少し活気が出てきた。雪のない彦根で走り始めることにした。 仕事前の短時間。実に爽快だっ…

今日は彦根へ

仕事で彦根へ。40年近く振り。お城のまわりが、テキトーな城下町風仕上げで、風情がなくなっていたように思う。画一的、だなあ。金沢はその点では良い、と思う。 先日、Fちゃんが持参してくれた滋賀の酒が凄くうまかったのだけど、今回呑んだ竹内酒造の唯々…