K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

珠洲「二三味珈琲」 炎天下の能登で不思議な苦味と爽やかな後味を楽しんだ


Jazz discを中心とした音楽ブログにしようと思っているのだけど、見事にボクの関心に比例した記事の按分になっていて、呆れてしまう。

とは云え、矢張り呑み食いの話を書いてしまうのだけど。

この土日は親しい友人たちと能登のほうへ出かけた。じっくりと奥能登のほうへ出かけるのは、昭和46年以来だからほぼ40年ぶりなのだ。
今朝(月曜日)、旅行の途中で求めた珈琲の香りが囁くように楽しかった時間を想い出させている。その楽しい小旅行の途中に寄ったコーヒー店が「二三味珈琲」。焙煎をやっていて、友人の一人のご贔屓なのだ。という訳で炎天下の珠洲市内のお店で珈琲を頂いた。

ボクは「**通」的なコトは書けないのだけど、一口めの不思議な苦味と、後味の爽やかさの平衡感が少し面白いコーヒーで実に美味しいモノだった。ボクと友人たちのコーヒーカップがテーブルに並んだのだけど、絵柄が違って、楽しい華やかさだった。

特筆すべきは、自家製のケーキ,特にイチジクのロールケーキはとても美味しく頂けた。とても透明感のある仄かな甘さで、甘さに気がつくときには口の中で溶けているような感じ。イチジクの香もじわっと広がった。

そのあと市街地の珈琲店を出た後、木の浦に出かけ,海を眺めた。この木の浦には「二三味珈琲」のもとの店,船小屋を改装した小さな建物があった。およそ、珈琲店なんかありそうにない場所。凄い発想。一番下の写真は、その閉めた店の横にあった裸の人形。なかなか愛嬌があって、人気でしたぞ。