ボクのささやかな地産地消、酒肴をのせるお客用の皿は少ししか持っていないのだけど
五郎島金時と源助大根。ともに石川県産。実はカメラの具合が良くなくて広角のときにピントが合い難い。水たまりに落としてから、機構部分がスムーズじゃないようだ。
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wiki
地産地消(ちさんちしょう)は、地域生産地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された様々な生産物や資源(主に農産物や水産物)をその地域で消費することである。
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先日,知人と月例のJazz会と称する呑み会を行った。気安いメンバーで音楽を聴いて、呑む。それだけの会。
そうなのだけど、はじめての地に独りで住む身にとって、とても心休まる時間になっている。もっとも、普段から心休め過ぎとも云える日々だから、改めて何を休めているのだか、だけどね。
この会のみならず、友人と自宅で呑むときには酒肴は自分でこさえるようにしている。もともと料理をする習慣はないのだけど、この地の美味しい食材を楽しみたい。それに自分でこさえて、暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく食べたい。もっとも、「素材を生かした調理」しかできないのだけど。それにボクが好きなモノしかこさえない。来て頂いている友人各位、すみません。
先日のメニューは
・源助大根の焚き物(ふろふき大根風)
・鯖の味噌・生姜煮
・茹で五郎島金時(サツマイモ)
・堅豆腐での揚げ(堅豆腐をオリーブオイルで揚げてみた)
・デザートで柿
という簡素なもの。
勿論、ほかの方々の素敵な持込でバランスをとってもらっている(毎回、カサデリブ,粉、桃園などのお料理、コロッケなどの総菜、カブトのタルトなどの菓子、地元の美味しい果物とか...)。
ボクが用意したメニューの大半が石川県産の素材。折角、美味しい土地に住んでいるのだから。ささやかな地産地消をやっている。五郎島金時は茨城産のサツマイモの倍の価格なのだけど、味が全く違う。別の食べ物。
源助大根の焚き物があまりに好みにあったので、また作ってしまった。滋味たっぷりの汁が美味しい。独り暮らしだと、数日同じメニューになってしまうのだけど、ある種の偏食だから大丈夫。野菜と青魚ばっかり食べる偏食。
源助大根の焚き物をのせているのは、ボクが持っているお客用の皿。お客用はこれだけ。オトコの独り住まいなのでね。厚手の志野で蟹の図柄。手触りと土に繋がった感触がとてもよい5枚組。使い勝手がとてもよい。
最近、お客用の皿が加わった。九谷の陶芸家さんの作品で、果物がよく映える白地。Jazz会では、よく熟れた柿を全面に盛り合わせた。柿を食べ進むとチェロが現れ、お客が驚いた、という楽しい皿。音楽を聴く会にぴったり。
そういえば、近所のバーで一緒になったシェフが源助大根のフレンチの話をされていた。食べに行きたくなったなあ。