K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Gene Bertoncini: Jobim - Someone to Light Up My Life


Gene Bertoncini : Jobim - Someone to Light Up My Life (Chiaroscuro Records)
Gene Bertoncini(g) + (percussion)
1997年

昨夜は呑みすぎた。登山の後に随分呑んだものだから、最後にはちょっと怪しい状態。「おおはし」で焼肉食べて呑んで、キナセで呑んで、足りないから近所。突如として落ちたみたい。帰ってきた姿で倒れていることを、朝、自分で発見した。

そんな朝はとても気分も体調も落ちるのだけど、源助大根の焚き物とそのスープでカラダは少しだけ回復した。優しい滋味が溢れているから。源助大根の滋味で、なんとなく思い出した1枚はGene Bertoncini のギターソロでのJobim曲集。

最近は夜遅くまで仕事をしていることが多い。疲れたときに仕事場でかける音楽の一つがこのGene Bertoncini のギターソロ。まったくケレン味がない、淡々とした自然な感じのアコースティックギターソロなのだけど、疲れたときの気持ちの隙間に優しく手をあててくれる感じ。大体はギターソロなのだけど、曲によっては、ささやかなパーカッションが入っている。が、全く邪魔はしていなくてギターソロの雰囲気。

横浜・関内のディスクユニオンで新譜としてに買った記憶があるから10年以上、ゆるりと聴いている勘定だ。先週、Fred HerschのJobim曲集を入手したのだけど、昔からJobim曲集にはつい手がでてしまう。なんでだろうな?エラやサラ,トニーニョオルタにエリアーヌ等々。

Gene Bertoncini ってギタリストはボクの記憶の水面下に沈んでいたのだけど、Wayne ShorterのOdyssey Of Iskaで怪しげなギターを弾いていたお方。そのほかの楽歴は知らないので、ボクの守備範囲からは完全にはずれているヒト。だけど、ジョビン曲集というタイトルだけでボクの手元にやってきて、爾来10年以上の付き合い。Jobim様々とアノ世の方に手をあわせる二日酔いの朝だった。

しばらく自重せんといかんなあ。