K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

新しく届いた座卓でピアノ音楽を聴きながら一献


 引っ越してきた住処の整理などで、何となく気忙しい日々。ブログの更新をすっかりサボッていました。

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 新しい住処で音を鳴らすと、なんか「キンキン」した感じ。耳がいいMさんから早々に指摘があったのだけど、ボクも何か違和感があったのは事実。本来は鉄筋の堅牢な建屋は音響的にいいのだけど。その後、PCの音響SWの入れ替え(Audirvana plus)、亡父の遺品のアンプ(山水 B-209 Tube: 真空管のメインアンプ)の設置などにより、なんかドキッとする程、ピアノの音が自然に綺麗に響くようになった。実体の音に肉薄しているように思えるのだ。

 そんなことにドキドキする日々なのだけど、音響装置以外は空っぽの居間に座卓を注文した。スピーカの位置に耳がくるような感じで、聴きながら呑めたらいいなあ、と思って。友人の木工家に発注して、作ってもらった。90cmX90cmの組み立て式座卓が2つ。普段は1つ使い。友人が来たら2つ使いで180cmX90cm。天板はタモ、脚部は山桜。

 昨夜、その座卓が届いた。木の匂いが仄かに立ち上る感じがとてもいい。作者の木工家を、金沢の友人たちが迎えてジャズを聴く会(今回はジャズ会のKプロデューサが欠席。だからジャズ会ではないのです)。今回は、ボクが新しい環境で夢中になっているピアノの美音を聴く会とした。ジャズとクラシックが半分づつなのだけど、驚くほど違和感はない。すっかり、堪能することができた。

ジャズとクラシックの奏者が交互。

1. Keith Jarrett: Dark Intervals
           The Carnegie concert
           La Scala
2. Marc-Andre Hamelin:  Kapustin: Piano Music, Vol. 2
3. Bill Evans:     Alone
                        The Tony Bennett/Bill Evans Album
4. Frank Braley: Impressions(Debussyの曲)
5. Brad Mehldau: Live In Tokyo
                         Modern Music
6. Arturo Benedetti Michelangeli: Live in Tokyo 1973(Ravelの曲)
7. Modern Jazz Quartet:  No Sun In Venice
(T君からJohn Lewisのリクエストがあったので)
8. Fazil Say:       Beethoven Violin Sonata No 9 etc.
                         Black Earth
9. Steve Kuhn:   Ecstasy
10.高橋アキ 武満徹: Aki Takahashi Plays Takemitsu