K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

TANNOY Arden Mk-IIでECMを聴く(その1)音響機器

 最近知り合いになったK君、の自宅にはTANNOY Arden Mk-IIという古いスピーカがあって、その音を聴いた時、木造家屋の広い部屋のアコウスティックな環境もあって、もう少しいい音で聴きたい、と思った。それもECMのレコードを。このスピーカはクラシック用なのだけど、ジャズの室内楽たるECM:Edition for Contemporary Musicにはぴったり。
 そのK君もかなりのECMフリークと知って、すっかり嬉しくなってしまった。LPレコードで聴くECMの音、にK君もすっかり取り憑かれてしまった様子。レコードには魔物が棲む、と仰せの先人の言葉に納得してしまった。

 そんなことがあって、ボクの音響装置:真空管のアンプと彼のスピーカを組み合わせて聴いてみたくなった。それもECMのレコードを。土曜の夜にそんな小さな集いを行う事にして、金曜日にセットアップ。メインアンプは重たかったなあ。

音響装置は以下のとおり。

LPレコードプレーヤー:Technics SL-1300mk2  (K君の持ち物)
  http://audio-heritage.jp/TECHNICS/player/sl-1300mk2.html

カートリッジ:Dennon DL-103   (K君の持ち物)
  http://www.denon.jp/jp/museum/dl103series.html

インピーダンス変換器: Audio Craft TS-26 MC

プリ・アンプ:McIntosh C22 (Replica)
      http://www.mat-hifi.co.jp/McIntosh/joomla_McIntosh.C22R.htm

メイン・アンプ:山水B-209 The Tube
     http://audio-heritage.jp/SANSUI/amp/b-209thetube.html

スピーカ:TANNOY Arden Mk-II
     http://audio-heritage.jp/TANNOY/speaker/ardenmkii.html

 K君と、どきどきしながらセットアップしたのだけど、最初はこんなものかな、って、やや期待はずれ。音が開かない感じ。だけど、30分過ぎたあたりから、明らかに音が開いていく感じが分かった。あとは、持ち込んだLPレコード、ECMとか音の良さそうなアルバムをすっかり堪能した。特に弦の音の響きが美しく、酔えるものだった。

 このタンノイ、左のスピーカに故障があって、持ち込んだ児玉桃のアルバムをかけると、特定のキー(高音部)で共鳴。チーンという可愛い音がする。なんとなくチャーミングな瑕疵で、なんとも楽しく音を楽しんだ。

 すっかり、このスピーカが気に入ったのだけど、部屋と一体の音響環境。集合住宅住まいには、実現がとても難しい音。だから、暫し耽溺するように、音を愛でたいと思った。