忙しいので、少し、更新は滞るのだけど、相変わらず、音は聴いている。
これは最近知り合いになった若いK君に教えてもらったアルバム。録音の深み・奥行きのようなものがあって、早速、LPレコードを入手した。やはり、すばらしい艶のある声を楽しむことができる。
ジャズの範疇からは逸脱していてperforming artのような現代音楽、なのかな? 南米生まれのメルディス・モンクの声が縦横無尽に飛び跳ね、不思議な音世界をつくている。演劇を覗いている、ような感覚も喚起される。そう、音盤から沸き上がる立体的な音空間、のようなものを感じることができて、もう少しで手が届きそうな息づかい。
表題のDolmen Music、にあるように、農耕が始まる前の時代の巨石の横で行われる、眼に見えざる存在と交感するためのプロトコルのような音楽。だから、時として蒙古のホーミーのようにうねる声を聴いていると、疑似古代に向かう意識の変容のようなものを味わうような楽しみ方ができる。ある種のimorovised musicが、エキセトリックに恍惚への扉を開くように、この音楽もその手のエキセントリックな仕掛けに満ちている。楽しい。
しかし、こんなの仕事場でかけちゃいけないよね。独りで仕事する部屋から「女の叫び声」が漏れるんだからね。自宅でも危ないなあ。山に近いK君の家に持って行って、大音量でかけてみたい。
youtubeのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=jkvH19r717Y
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Meredith Monk: Dolmen Music(1981, ECM)
A1. Gotham Lullaby
A2. Travelling
A3. The Tale
A4. Biography
B1. Dolmen Music:
A) Overture and Men's Conclave
B) Wa-ohs
C) Rain
D) Pine Tree Lullaby
E) Calls
F) Conclusion"
Meredith Monk(vo,p), Collin Walcott (perc, vln on side-A), Steve Lockwood(p on A3), Andrea Goodman, Monika Solem, Paul Langland(vo on side-B), Robert Een(vo, cello on side-B), Julius Eastman(perc, vo on side-B)