K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

昨日届いたLPレコード


 ひょんなことからオークションを覗いてしまった。なかなか入手し辛いLPレコードが沢山あるではないか。

 という軽い熱狂にはまってしまった1週間。何たることだ。やれやれ。

 そんな訳で昨日届いたLPレコード。1970年代の日本のジャズを中心。深みに落ちていく感覚...

 気持ち良い。困ったなあ。

(1)浅川マキ:裏窓(1972、東芝)
(2)浅川マキ:灯ともし頃(1976、東芝)
(3)浅川マキ:Blues spirit blues(1973、東芝)

LPレコードで聴くマキさんの唄声は暗い淵を覗きこむような感じ。確かに、彼女がCD化を嫌がった話って、なんとなく理解できる。1970年代の作品から集めはじめた。一枚一枚に痺れてしまっている。

(4)山本剛:Misty(1974,TBM)

30年近く前、本牧ジャズ祭のヴォランティアをやっていた。チケットを湘南方面で配布していたのだけど、そのときに北鎌倉駅前・侘助の店主?と話をした。その折に、このLPレコードを再び聴きたいって話が出たんだ。だからボクのLPレコードを貸したのは、随分と昔の夏のはなし。それから疎遠で取りに行っていない。そもそも、あの店主?が今もいるのかわからないのだけど。全く同じ盤(フォノグラムのTBM1500円シリーズ)が安く入手できたので、なんとなく返してもらったような気になった。今朝聴いたら、やっぱりTBMの音はとても心地よくて、まったりとしてしまった。

(5)菅野邦彦:Live!(1973,Trio)

前にも書いたけど、山本剛、菅野邦彦、渋谷毅のジャズピアノって、日本のジャズとしか言いようがないのだけど、それって、日本歌謡の下味じゃないかなあ、と思うようになたのだけどどうかな?

(6)中村照夫&Rising Sun:At Carnegie(1979,キャニオン)

この人も再び気になっているNY在住のベース奏者。一部の盤はとても高価で手が出ない。

(7)向井滋春:Hip Cruiser(1978、日本コロンビア)

ボクの学校の先輩(だったと思う)。そんな気になるトロンボーンだけど、まあ渡辺香津美のキリンと似たような味付けだね。

(8)Gil-Scott Heron&Brian Jackson: From South Africa to South Carolina(1975,Arista)

今頃、とても気になって集めている。

(9) Chick Corea: Again and again(1982, Electra)

Rhodesの音が良い、初期RTF風とのネット情報で気になっていた一枚。盤はOKだったけど、ジャケットはカビ。仕方がないね。演奏は良かったけど、やっぱりFriendのほうが良かったな。